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カテゴリ:中国留学の思い出
石林を後にしたのは翌日まだ朝早い時間でした。
バスに揺られていると、 窓の隙間から冷たい空気が吹き込んできます。 陽が高くなれば気温も上がってくるだろうと、 震えながら頑張っていましたが逆にだんだん寒くなるようで、 窓の外を見たら白いものが… 雪! うっすら積りかけた白色と、菜の花の黄色に、わずかにある常緑樹の緑、と 景色は最高ですが 寒い~、何で雪降るのよ!南は暖かいからダウン(ジャケット)いらないなんて言い出し(て、持ってこなかっ)たの誰だ~ あたしだよ! 昆明着後(雪はありませんでした)は、 また茶花賓館のドミトリーに宿をとり休んでいると、 見覚えのあるグループが入ってきました。 「あ!」「着いたの?」 向こうもこちらが分かったらしく、会話が始まります。 彼女たちは東北地方(中国のです)にある大学の日本人留学生で、 春節休みのちょっと前、 うちの学校に宿泊したのがきっかけで知り合いました。 「これから昆明へ行く」「茶花賓館に泊る」とは聞いていましたが、 まさか本当に再会できるとは! 一緒に大理へ行くことを約束して、 まずはみんなで食事をとることにしました。 このころ、中国・特に旅先で少人数だと不便なのは食事でした。 屋台や簡単な麺料理を別にすれば、 外食は円卓を囲みながらみんなで何枚もの大皿をつつくもので 日本みたいな1人2人でもいろいろなものを食べられる定食やバイキングは 都市のホテルでもあったり無かったりでした。 特に豪華でなくとも、 多くの料理が並ぶとうれしくなります。 東北地方の彼女たちは「お米が美味しい」と喜んでいました。 外国人の立場でも地方によって食事環境に違いがあることを、 初めて知りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月10日 09時55分21秒
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