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カテゴリ:中国留学の思い出
ひとりで(同行のJちゃんは香港に残ったため)地元の空港に降り立ったのは夜でした。
うわ~このニオイ…それと電気の少なさ… 中国独特のにおいと明るくなさが懐かしさと、これから再び始まる「戦いの日々」(笑)を予感させます。 入国手続き(香港は返還前でした)では、 所持金を記入する欄のある書類を提出する必要があって、適当に1000元と書いてから この金額じゃ少なくて出稼ぎ目的の入国と思われないかな?←当時の事情からあり得ません。(笑) 1000と元の間に「美」を書き入れました。 1000ドルちゃんと持っているか確認されたらどうしよう… 心配しましたが、実は逆に「美」を入れなかったら 人民元は国外(香港でも)持ち出し禁止だったので、所持金を調べられ没収されるところでした。 発想がずれていて助かった??(笑) 入国審査も無事通過し人の波に従って外へ出ると、かなり暗い中、街の明かりがはるか遠くに見えます。 近くの人にここ(空港)は市内のどのへんに位置するのか聞いてみたら 「国際飯店の裏だよ。」 裏って!? 何キロ(10何キロ?)か裏みたい(笑)で、できるだけ使いたくはなかったですがタクシーに乗ることにしました。 運転手は人を小馬鹿にしたような態度な上、途中で変な少年を同乗させ 後部座席のそいつが助手席の私の髪の毛を引っ張って 「どこのやつだ?こっち向け!顔を見せろ!」 「日本人だよ!」 どなったら急に運転手の態度が変わって親切になりました。 学校の北門から留学生寮までの道も荷物を持ってくれたりして 何で日本人ってだけでこんなに変わるのかな??? 親切はありがたいですが、複雑な気分に。 その夜はどこからか聞こえてくるお正月祝いの爆竹の音をBGMに眠りにつきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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