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カテゴリ:中国留学の思い出
「日語島」(昨日の記事のこと)で知り合った高校生の女の子たちに
「今度学校の方にも来てください。」 と言われ、日を改めたある平日の午後、彼女たちの学校を訪ねました。 教室の設備は日本のそれよりはかなり簡素ですが、 先日のぞいた「業余日語学校」(仕事外の日本語学校=趣味、もう少し熱心かもしれませんが参加者はほとんど社会人で、夜間に週何回か授業がありました。) の会場に使っていた小学校らしい建物と比べると 木造校舎と鉄筋校舎ぐらいの差でしっかりしたものでした。 放課後なのか休み時間なのか、生徒たちは着席はしてなく 教室内をうろうろをしたり廊下側から出たり入ったり… そのうち見覚えのある数人が 「こんにちは。」 挨拶に来てくれました。 挨拶を返してから さてどうしよう?、先生みたいなことはやったことないし、話も下手だし…? と思っていたら、彼女たちが席に誘導してくれ、 言われるままに座ると、何人かが周りを取り囲むようにやってきて 授業の時間割や自分の名前など、身近なところから話しかけ始めてくれました。 それから質問… ある子が持ってきたのは雑誌の切り抜き? 日本の雑誌なんて個人的に日本人と知り合いにでもならないと手に入らない時代ですが… 何だろう? 見せてもらうと、日本の物ではないようですが、並んでいる単語は日本語です。 そのうちのひとつを 「これは何という意味ですか?」 と質問されましたが、はやり言葉?女子高生御用達言葉? そんなの知らないよ~!? 答えられませんでした。 当時の私、20歳代前半で「アッシー」「メッシー」だのバブル用語は当然知っていたから、 いくら中国生活が半年を超えて日本事情に疎くなっていたからって まさか中国人に質問されて知らない今どき日本語単語があるなんて!? 帰る時間になって、 「また来ましょうか?」 彼女たちに聞いたら、もじもじしながら言いにくそうに 「公園で(日語島で)会いましょう。」 学校には来なくていい、という意味の遠回しの断りです。 あ~… 日本語は説明できないし、 中国の高校生に日本人以上の奥ゆかしい対応をされるし、 日本人として完敗… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月30日 10時27分18秒
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