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カテゴリ:中国留学の思い出
友人のLさん(中国人・看護士をしている20歳の女性)が
特別な情報を教えてあげる、みたいな表情で 「ねぇ、知ってる?…」 の後に続けていったセリフです。 聡明な彼女が、どうして誰でも知っているようなことを そんな言い方で話題にしてきたのか、不思議に思いながら 「知ってるけど。」 と答えたら、彼女はとても残念そうに 「な~んだぁ…。」 な、何で海水が塩水って私は知らないと思われているの?… 不可解度アップですが、話題が変わったのでツッコミはやめておきました。 しばらくたったある日、学校で授業中に話題になったのは、 泳げるかどうか、でした。 「私は水泳はダメです。浮くのがせいぜいで、何メートル泳げるなんて言えません。」 そう発言したら、あるアメリカ人留学生から出た質問は 「日本は海に囲まれているのになぜ泳ぎがダメなんだ?」 海に囲まれている…そりゃ、島国だけど… 海へ行って泳ぐのが日常的にあるのは、たいていは海まで数分から十数分の距離に住んでいる人だと思います。 うちは車でも3時間ぐらいはかかるので、 「3時間もかかって遠いから…」 と言ったら、さっきのアメリカ人がやたら驚いた表情で叫んだのは 「さ、3時間だって!?たった3時間?近いじゃないか。うちなんか3日もかかるよ!」 !3日!? 私も驚きました。でも、考えてみればアメリカの内陸部だったらそれは当り前のことかもしれません。 そして同時に分かりました。Lさんが特ダネ的に教えてくれた理由も。 ここは中国の内陸部でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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