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カテゴリ:中国留学の思い出
ある日Fさん(中国人女性)のお宅へ遊びに行ったらいきなり言われました。
「日本、大変なんだって?!あなたのうちは大丈夫!?」 日本が大変…?何だろう…? 今と違いインターネットなどはなく、 情報は短波ラジオの国際放送と選ばれた情報しか流さないテレビ、 実家から送られてくる手紙や、小包に同封されている新聞・雑誌で知るしかなかったので 日本に関して浦島太郎状態でしたが、現地の人に教えられる情報とは…? 雲仙普賢岳噴火のニュースでした。 それなら知っていたので彼女に 「大変なことだけど、うちはそこから離れているから大丈夫よ。」 と言ったら彼女の質問は 「離れているってどれくらい?」 キロメートルでの表現は分からなかったので 「列車だったら一晩ぐらいかな?」 と答えたら彼女は驚きました。 「一晩!?すぐ近くじゃない!」 中国の感覚では確かにすぐそばです。 留学地から列車で一晩は北京・西安・上海あたりですから。 その後地図で調べたら、距離的にはもっとあることが分かりました。 直線距離だとちょうど留学地から、今回の四川省の地震の震源地ぐらいでした。 留学地での被害の報道は耳にしませんが、皆さんのご無事をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月17日 11時07分02秒
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