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カテゴリ:素朴な疑問と主張
TV番組『世界一受けたい授業』でユニバーサルデザインのことを取り上げていました。
出てきた自転車は前輪が2つ、後輪が1つで、三輪車の前後輪を入れ替えたような形。 「倒れないから誰でも乗れます。」 なるほど…。 穴のないはさみは、ホチキスのような穴開け機のような使い方で、 「握る動作で簡単に切れます。手の左右を選びません。」 ある芸能人が左手で切って 「切れますね。」的なコメントをしていたけど、 ちょっと待って! そのはさみはそれで存在すべきですが、 「左手で切るならいきなりそれをどうぞ」 ってのは違うのでは? 別に、手の機能面で上手く握れないとか力が入らないってわけでもないのだから、 そこまで配慮された物よりも、 出回っている右用はさみの形を単に左手用に作り変えた物の方がいいのでは? 先の自転車も、もし 「倒れない構造だからスタンドは不要です。左足用(右乗り用)スタンドがなくて困っているなら、右乗りの人はこの自転車を使えば?」 なんて話になったら、 「普通の自転車に乗れないわけでないのに、どうしてその形にまでいっちゃうの?」 と思います。 ユニバーサルデザインの存在は不可欠だと思いますが、 「右用(多数派)以外はユニバーサルデザインへどうぞ」ではなく、 まず左右両バージョン(両用でも可)の物を作ってから、 その上で誰にでも使える仕様を考えた方がいいのでは?と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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