|
テーマ:草の根国際交流(89)
カテゴリ:保育ボランティア
日本語教室併設の保育室が私のボランティア先ですが、
「(日本語教室に)興味があるならのぞきに来てみたら。」 と、声をかけていただいたので、 長男(3歳)を保育室で預かってもらって、教室の方へ行ってみました。 今日やっているのは、先生が前に立って講義する授業形式ではなく 先生は日本人ボランティア、生徒は外国人の1対1での家庭教師風勉強会です。 声をかけてくださったSさんと、フィリピン系Aさんの組にまぜてもらいました。 Aさんの日本語レベルは初~中級ぐらいのようです。 テキスト兼問題集の教材に出てきた文章完成問題は、 「A群につながる意味が適切な文をB群から選んでください。」というもの。 A群 B群 帰国する前に…………もう1度田中さんに会いたい。 プールに入る前には…シャワーを浴びてください。 車の運転をする時は…お酒を飲んではいけません。 現金で支払ってください。←余り? が、正解らしいですが、状況によっては何でもありのような…? 「『帰国前に現金で支払ってください』、『プールに入る前にはお酒を飲んではいけません』でもいいわよねぇ。」 と、Sさんと一緒に笑ってしまいました。 それからAさんが 「これ分かりません。教えてください。」 と、バッグから取り出した封筒は、銀行からのお知らせ。 システム変更に伴うサービス内容変更の通知ですが、 読んでみると名称が変わるだけで、手続きも何も要らないようです。 それを聞いてAさんはほっとしたようでした。 それにしても、約款とか説明書の類って日本人でもややこしくて分かりにくいのに、 外国人(日本や日本語に慣れていない方)は大変だろうと思いました。 口座開設の際に、送付される文書は何語がいいかぐらい選択できればいいのに、と思います。 これもまた、少数派に対する配慮不足なんでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|