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カテゴリ:中国留学の思い出
留学生活中の主な足は自転車でしたが、
路線バスにも旅先ではもちろん、地元でもたまには乗りました。 ある日、 そのバス停の位置付近は複数の路線が止まるようになっていて、 待っている人もある程度の人数になっていました。 少なくない人の集まりの足元を スケートボードのような車輪を付けた板に乗った、 というより体を乗せている両足の無いらしい人が行ったり来たりしています。 人の集まるところに施しを求めて来る人、を見た時のことを思い出して ちょっと関わりたくないな… 少し離れたところでバスを待っていたら、 私が乗るつもりではない方が到着しました。 待っていた人の一部が車両のドア前に殺到(並ぶ習慣は無かったようで(^^ゞ) 降りたい人と乗りたい人が押し合いへしあいになって…と、 よくある光景を見せてくれていましたが、 しばらくすると落ち着いて ドア前の人だかりはすっきりと消え、そろそろ発車? と思いきや、地面に近い低いところで動く人影が…? さっきの人! 体を傾けて、何とかバスの出入り口の階段に板が引っ掛かるように 何度も何度もトライ。 そして何度目か、中からの手助けもあったのかもしれませんが、 ついに彼は乗車し、バスは発車していきました。 あの人、バスを待っていたんだ… 変な先入観で人を判断していた自分が急に恥ずかしくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月30日 07時43分11秒
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