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2008年09月27日
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カテゴリ:中国留学の思い出
留学中に行った旅行で北京大学に泊まった時のことです。

部屋は同行者のPi-子さんと一緒で、

一直線の長い廊下の両脇にドアが並んでいる、よくあるタイプの留学生宿舎の中でした。

その廊下の突き当たりは、やや広めの洗濯場になっていて、

そこを左へ横切るように通ってから右に曲がった少し奥に、トイレがあります。

私たちの部屋は、洗濯場から一番近い端の部屋でした。


泊まった翌早朝、いくらか明るくなりかけたころトイレに行こうと部屋を出ると、

同じ方向に向かって前を歩いている人がいるらしく、足音が聞こえました。

でも、廊下の曲がった先を歩いているのか、姿は見えません。

トイレに着くと、奥の個室はドアが閉まっていて使用中のようなので、

1つか2つ間を空けた、手前の個室に入りました。

私が出る少し前に、誰かトイレから出て行くような音がしたので、

多分奥の人が出たのだろう…と。けれど大して気にも留めずに、

部屋に向かって、来た道を戻って一直線の廊下に出た時、

あれっ?

と思いました。

誰もいない…?…

廊下はかなり長いので、時間差からすると「先客」がまだ歩いていてもおかしくはありません。

もし手前の方の近い部屋の人だったら、

もう部屋に入ってしまっているとも考えられなくはないですが、

ドアを開閉する音を聞いた覚えはないです。

な、何?何?…さっきの…人?…どこ行ったの?

訳の分からない気持ちになりましたが、

不思議と怖くはありませんでした。


おまけ

過去の戦争の関係などで、「霊感が強いから中国へは行けない」という方もいらっしゃるそうです。





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最終更新日  2008年09月28日 18時00分07秒
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