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カテゴリ:中国留学の思い出
留学中に行った旅行で北京大学に泊まった時のことです。
部屋は同行者のPi-子さんと一緒で、 一直線の長い廊下の両脇にドアが並んでいる、よくあるタイプの留学生宿舎の中でした。 その廊下の突き当たりは、やや広めの洗濯場になっていて、 そこを左へ横切るように通ってから右に曲がった少し奥に、トイレがあります。 私たちの部屋は、洗濯場から一番近い端の部屋でした。 泊まった翌早朝、いくらか明るくなりかけたころトイレに行こうと部屋を出ると、 同じ方向に向かって前を歩いている人がいるらしく、足音が聞こえました。 でも、廊下の曲がった先を歩いているのか、姿は見えません。 トイレに着くと、奥の個室はドアが閉まっていて使用中のようなので、 1つか2つ間を空けた、手前の個室に入りました。 私が出る少し前に、誰かトイレから出て行くような音がしたので、 多分奥の人が出たのだろう…と。けれど大して気にも留めずに、 部屋に向かって、来た道を戻って一直線の廊下に出た時、 あれっ? と思いました。 誰もいない…?… 廊下はかなり長いので、時間差からすると「先客」がまだ歩いていてもおかしくはありません。 もし手前の方の近い部屋の人だったら、 もう部屋に入ってしまっているとも考えられなくはないですが、 ドアを開閉する音を聞いた覚えはないです。 な、何?何?…さっきの…人?…どこ行ったの? 訳の分からない気持ちになりましたが、 不思議と怖くはありませんでした。 おまけ 過去の戦争の関係などで、「霊感が強いから中国へは行けない」という方もいらっしゃるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月28日 18時00分07秒
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