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2008年11月02日
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カテゴリ:中国留学の思い出
留学中の旅行はよく列車を利用しました。

寝台利用で、硬臥(2等寝台)の時は、

コンパートメントになっている軟臥(1等寝台)と違い、

その車両に入れる人(座席の切符しかない人は寝台車両には入れませんでした。)

はだれでも出入り可能なため、特に

窃盗防止のため、大荷物は荷物棚の手すりなどに鍵付きの鎖で固定し、

眠る時も貴重品は小さい袋に入れて首にかけ、服の中に隠したまま休みました。


その時は、硬臥(2等寝台)の下の段が私の席でした。

夜中だったと思いますが、眠りはじめてしばらく時間が経った頃、

人が動く気配で目が覚めました。

若い男が私の足元近くの場所に立っていて、

何かを探すようにあたりをきょろきょろ見回しています。

ど、どろぼう!?ショック

怖くなって胸にある貴重品を握りしめて、

こちらが起きていると分かって危害を加えられたらどうしようと、

寝ているふりをしながら薄眼を開けて、行動を見ていたら、

手が私の頭の近くに伸びてくるではありませんか!

!…びっくり

声も出せず固まって、でも見ていたら、

そいつが掴んだのは、少し離れた脇に置いてあったトイレットペーパー。

そんなもの盗みたいの?!わからん

じゃなくてちょっと欲しかっただけかもしれませんが、

勝手に持っていこうとする魂胆に腹が立ったので

「何すんのよ!私のよ!」怒ってる

と、どなってやったら、相手はすごい勢いで逃げていきました。(笑)





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最終更新日  2008年11月05日 08時03分38秒
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