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カテゴリ:中国留学の思い出
だいぶ寒くなってきたある日、
防寒用に長靴というかブーツ風の履物を買おうと街中に出かけました。 現地のおしゃれ最先端の某デパートに入り、 靴売り場でショーケースの中を見比べていくと、 これなら、まあいいかも…な物を発見。 サイズも飾ってあるそれで良さそうだし、ほとんど買うつもりで、 店員を呼んで品物を手に取らせてほしい旨を伝えると、 目の前にあるにもかかわらず、答えは 「没有。」(ありません。) 来たな!中国式対応。 当時はまだ店員同士が売り上げを競い合う考え方が無かったので、 (働いても働かなくてもお給料が同じ) 動くのを面倒くさがって、物があっても「無い」と客を追い返す店員がけっこういました。 またそういうことかと思って、 ゲットしてやる! 戦いモードに気合が入りました。(笑) 「あるじゃない!」 強く言ってみたら、女性店員は再度 「没有。」(ありません。) そっちがその態度ならこっちだって… 私「ここにあるじゃない!何で無いのよ!?」 店員「それは見本です。」 私「見本でかまわないから売ってよ!」 店員「見本だから売れません。」 私「?……」 店員の話によると、 見本はあくまでも見本なので並べておかなくてはいけない決まりで、 今は売っていい物(在庫)が無いため「没有」と言ったそうです。 日本だったら、展示品を「現品限り!」なんてがんばって売るのにな… と思いながら別の品物を探すことにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月29日 14時45分39秒
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