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カテゴリ:中国留学の思い出
前年度からの留学生Jさん(日本人男性)の部屋にみんなで遊びに行った時、
誰かが食品ストックの中から、日本の食品メーカーのカレールウを見つけました。 「(せっかくあるのに)何で作らないの?」 との質問の答えは 「作り方が分からない。」 彼は人気があるタイプなので、 現地の女性の友人も少なからずいるのではないか、と、また誰かが聞いたら、 「日本語が分からないから(作り方の説明を)読めない。」 料理ができないJさんと、 料理はできるかもしれないけど日本語が読めなくてルウの使い方の分からない彼女? 何となく微笑ましい気がしました。(笑) そして一同の反応は 「なぁ~んだ、言ってくれれば作ったのに(笑)」 その後の話題は「カレーを作るとしたら…」に。 みんなそれぞれ材料の切り方一つにしても好みがあって、 具はとにかく大きい方がいいとか、 ジャガイモだけ大きいのがいいとか、 小さめで大きさがそろっているのがいいとか、意見いろいろです。 次に、カレーライスを現地の人に食べさせたら好評だったという話から、 「カレー屋を開店して商売したら大盛況では?」(当時は現地に無かったです。) でも、かなり大変なことが分かりました。 材料の調達ですが、 旬の物しか市場に並ばない環境では、 ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎぐらいでも野菜をいつでもそろえられるとは限りません。 一番の問題はカレールウでした。 現地の「カレー粉」では中華風になるので、 日本のルウを使わないと思うような味にならないと思いますが 空輸…? たまたま出入りする留学生に持ってきてもらったとしても、 ルウの値段自体、仮に200円で10皿分作れるとして、 1皿20円はそれだけでコストの何パーセントになるんでしょう? 昼食でよく食べた麺類が1.5元(1元=30円)ぐらいでしたから、 高級料理的な値段をつけないと割に合わないことが分かって、 断念?しました。(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月06日 08時56分19秒
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