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2008年12月07日
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カテゴリ:中国留学の思い出
冷蔵・冷凍設備が普及していなかったからか、

当時は乳製品はほとんどありませんでした。

牛乳は粉ミルクでなければ、はかり売りに来るのを買う方法しかなく、

生クリームなどは夢のまた夢でした。


バター(マーガリンかも)は季節ものだったようで、

留学開始(9月)から間もないころ、口コミで知った店に買いに行ってみましたが、

「今はまだ無い。寒くなってからいらっしゃい。」と言われました。

室温で溶けてしまう温かい時期はNGだそうです。

また中国語の「黄油」は、バターのほかグリース(機械潤滑油の一種:『小学館中日辞典』より)も表すので、看板を見て

「あそこにバター売ってる!」

と喜んで行ってみると機械油の方だったこともありました。


チーズも売っていませんでしたが、

ある日、量り売りから買った牛乳を温めて飲もうと火にかけてかき回していたら、

いつもと加減が違ったのか、

カスのような細かい固形物がお鍋の中に浮いて来てしまいました。

「やだ、これ…気持ち悪くない?」

ルームメイトのH子と、それを取り除こうと茶こしですくって集めていましたが、

ふと、どちらからともなく気がついたのは

「もしかして…チーズ…?」

試しに茶こしの中の物を口にすると、かすかに、でも確かにチーズの味です。

「わー、面白い!」

「酢を入れると良かったんだっけ?」

あとは2人で夢中になって、鍋をかき回しては茶こしですくい、を繰り返しました。

授業に行くのを忘れるほど。(^_^;) ←いけないですね。





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最終更新日  2008年12月15日 08時57分52秒
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