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カテゴリ:中国留学の思い出
シルクロード旅行中の夏河でのことです。
小さい町(当時)で、市街地もわずかなスペースで地図も単純。 一本道をまっすぐ行けば目的地に着きそうなのは、 方向音痴の私でも楽勝そうでした。 周囲は遠くにしか人が見えない、郊外の風景の中を歩いていると、 突然2人組の、7,8歳の女の子たちが現れました。 「道を教えてあげる。」 と近づいてきて、私が手にしていた地図を覗きこんで 「ここなら連れて行ってあげるよ。」 売り込まれて、 困ったな… と思いました。 彼女たちの目的は、多分… 「あ、私分かるから、大丈夫。ありがとう。」 逃げるように去ろうとすると、やはり言われました。 「ボールペンちょうだい。」 ボールペンも手に入りにくい地域… きれいな瞳のかわいい女の子たちに目の前に手を差し出され、 一瞬どうしようかと思いましたが、 申し訳ないけど、言葉が分からないふりをして慌ててその場を後にしました。 情けない話ですが、その時私もボールペンを1本しか持っていなくて 持っていかれてしまうと困ったからでした。(~_~;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月30日 06時45分29秒
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