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カテゴリ:中国留学の思い出
シルクロード旅行途中の敦煌のホテルでのことです。
お風呂に入っておこう、と ホテルのシャワー室に、混んでいなさそうな昼間の時間帯に行ってみましたが、 あいにく先客がいました。 並んで待っていると間もなく後ろに同世代(当時の私は20代前半です。)らしい 東洋系の女性が来ました。 それからまたしばらく待ち、やっとシャワーが空きました。 入ろうとして思ったのは、 1人ずつ入るとそれなりに時間がかかって待たせてしまうから、 後ろの人に一緒に入らないかと声をかけてみようかな? でも、いくら女性同士だからってお互いに裸になるわけだし、 変な趣味があるんじゃないかなんて思われたら困るな…。 少し考えてから思い切って声をかけてみたら、答えはあっさり「OK。」 ただし、 「私はシャワーは(お湯じゃなく)水で浴びるけどいいかしら?」 広東の方の出身で、そういう習慣だそうです。 暑い季節の砂漠の街のホテルにいるのだし大丈夫だろう、と了解したら… 冷たい! とんでもない感触です。 そりゃ、シャワー室はコンクリートに囲まれた室内で、 外の気温なんて関係ないわけで… しまった… 後悔しましたが今さら彼女を追い出すわけにはいきません。 仕方ないので、彼女が体をこすっていてシャワーを必要としない隙を見ては 温度ダイヤルを温かい方に回して、 でも彼女に気付かれると「水」に戻され、 それをまた私が「温」に回して、 の繰り返しが入浴終了まで続きました。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月06日 16時56分11秒
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