夏休みに入って、急に次女（小４）がお料理に興味を持ち始めました。

図書館から子供向けの料理本を借りて、ページをめくっては

「これ作りたい、これも作っていい？」

と聞いてきます。

材料揃えと作業が不可能でない限り、彼女のやりたいようにさせることにしました。


本日の作品は、夏だけど「オニオングラタンスープ(ただしグラタン部分は略）」です。

玉ねぎを焦げ付かないようにかき回しながら、けっこうな時間炒め続けなければなりません。

しばらくしてから彼女がぼそっとつぶやいたのは、

「両利きの人っていいな…」

右手が疲れたから左手でかき回せられれば…と思ったようです。

「練習すればできるよ。やってごらん。」

と言ってみたら、早速トライしていましたが

「あれっ？…」

上手くいかないようです。見たら、かき回す回転方向が右手の時と同様の時計回りのまま。

そこでまず右手に戻してその動作をやらせて

「右手だと、そっち回り(時計回り）になるでしょ？」

と確認させ、次に私が左手でやって見せて

「左手だとこうなる(反時計回りになる）の。この向きでやってごらん。」

はじめはちょっと苦戦していましたが、間もなく

「あ、左でできた。」


うちの子供たちの中ではこの子が一番(唯一？）右か左かに関心を持っているみたいですが、

無理もないな(笑）…と思うのは、

彼女の学校のクラス内の席ごとの班では、メンバー６人中４人が左利きの子です。

(班ごとに机を合体させる給食の時間など、少数派やってるのかな？・笑）

この調子で両側当たり前な（誰もが両利き、ではなく設備・仕様や作業手順が左右どちらでもOK)

未来の社会を築いていってほしいですね。(笑）