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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
利用航空機は中国のです。
中国民航…数年後には分割され地方ごとに「中国○×航空」になりましたが、 当時はすべてこれでした。 時間がきて、ツアーのみなさんの後を付いて搭乗、指定の席に座り、 ふと前の座席の背もたれ部分のポケットを見ましたが、 機内誌:無し イヤホーン(機内用放送を聴くための):やっぱり無し 楽しみにしていたのでちょっとがっかり。 でも、それより旅らしくて楽しかったのは… 隣の席に座っていた欧米系の、50歳代ぐらいの年齢の紳士が話しかけてくれました。 (私にも分かる程度の英語でした。) 彼はアメリカ人で、家族は東南アジア系の奥さんと数人のお子さん (写真を見せてくれました。) 感想:外国の人って本当に家族の写真を持ち歩いているんだな… 空軍を退役後に時計メーカーに勤めたとのことです。 搭乗機が離陸のための滑走に入ってしばらくすると、 彼は自分の腕時計を見せながら、秒針を指さして言いました。 「この針がここに来た瞬間、離陸するから見ててごらん。」 間もなく滑走の速度が上がり離陸秒読み?な感じになると、 彼は本当にカウントダウンを始めました。 「10,9,8…」(もちろん英語) そして 「0!」 の瞬間、トンと軽い振動音がしたと思うと機体がググーッと上昇し… 離陸! すごい! 興奮冷めやらぬ私に彼は、 「エンジン音の変化で分かる。」と種明かし?を教えてくれました。 よく分かる人もいれば分からない人もいるもので… 離陸からそれなりの時間が過ぎ、 北京到着時刻が知りたくなって、席を立ったついでに 客室乗務員見習い? まだあどけなさの残る顔立ちの制服を着た女性をつかまえて聞いてみました。 中国語を使ってみるチャンス! とドキドキしながら質問したのに、答えは 「知りません」 言葉が通じなかった?と、今度は腕時計を指さしながら…でも、 「知りません。」 何で乗務員なのに到着予定時刻を知らないの!?((+_+)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月29日 22時10分29秒
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