『自転車の安全鉄則』


著者の疋田智さんは自転車ツーキニストとして有名な方ですが、

本格的自転車乗りばかりでなくママチャリ利用者の立場も

考えていらっしゃいます。


法律同士やそれらと現状を照らし合わせての矛盾点や

一般的に認識されているが実は間違っている点などを

指摘・説明しながら

「自転車を知らない役人などが法律や価値観の基準を作り、

みんなそういうものだと思わされてしまっている」

（自転車レーンのあるべき姿、右側通行の危険性、3人乗り自転車について等）

のが問題だと書かれています。


あえてツッコミを入れるなら（笑）、

「自転車は左乗りの人ばかりではない。安全のため環境（駐輪場等）も

仕様（自転車スタンドのロック等）も右乗りの存在を考慮すべき。」

が無い点です。


疋田さんはサイクリストに対しては

「車道側に倒れても支えられるように」右乗りを「勧めている」そうです。


ママチャリで、重い子どもや荷物を乗せたら＆そういう使い方をする人は、

勧められたからと簡単に乗る側なんて変えられないので、

それで「勧めない」のか、やはりサイクリストさんだから「気が付いていない」のか

そのへんは分かりませんが…？


どちら（自転車政策にしても右乗りにしても）も（強引なまとめ？^_^;）

「当事者でないと分からない。当事者が発言し、その意見が尊重されるべき。」ですね。