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カテゴリ:左右の話
↓あまりの分かっていなさにイラッときたのでコピペして…
「左利きで右利き用はさみをお使いの方が多くいらっしゃるようですね。(中略) はさみ全体の傾向として持ち手が食い込んで痛いとの声を多くいただいております。 (中略)右利き用はさみを使った場合には切り口を確認し難いという点も難点で、 はさみ自体や身体を方傾けて確認している方が多いようです。(中略) 商品開発するにあたって、ご意見などありましたら是非コメントいただければ幸いです!」 (→ 全文はこちら ) …文句を言ってしまいます(^_^;) まず、右利き用ハサミなんて世の中にありません。右手用ハサミです。 持ち手が食い込む、切り口を確認しにくい、のは 左利きの人が使うからではなく、 左手で右手用を使っている…手に合わないハサミを使うからです。 右利きの人が左手で右手用を使っても同じことです。 左手用ハサミは特殊品ではなく、 右手用が反転するだけです。 商品開発でご意見なんて必要ありません。 ただ、使い方(刃の合わせの違いによる力加減の方向や、切る場所の覗きこみ方)も 反転させないといけない点は知ってもらわないと、 右手用ハサミに慣れて却って左手用が使いにくかったなんて意見が出てしまうのです。 ところで、手に合わないハサミを使うって 靴の左右を取り違えて履くようなもの、と例えられないでしょうか? そういう履き心地だと思ってしまえばそうかもしれないけど 正しく履いたら当然「こんなに履きやすいのか!」となるはずです。 使う目的によって正しい場合とそうでない場合に差が生じるのも 同じだと思います。 靴は、ベランダの洗濯物を取り込む時に履いて歩く程度なら 左右反対に気付かないことさえあるかもしれませんが、 もしスポーツの大会だったら…? (そんなマヌケなことはやらないと思うけど・苦笑) 成績が期待できないどころか、ケガもしかねないと思います。 ハサミも、普通の紙を単に切ればいいのだったら 右手用を左手で使おうと左手用を右手で使おうと用は足りるでしょうけど、 線に沿って細かく切り取ったり、 厚紙や、布や金属など切りにくい物を切るなど 精密さを求められたり難易度が高くなるほど 使う手に合っていないと正しい働きができなくなると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月03日 07時46分27秒
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