PTA会合の雑談で

役員仲間のTさんが左利きの友人とキッチン用品を買いに行った話から

道具の左右の違いが話題になりました。


レードルの違いはTさんが解説。

それからハサミの話になり、みなさん（私を含めて7人）の


Mさん「うちのだんな左利きだけど、（右手用は）使いにくいって言ってる」

Yさん「何か（切ろうとする紙が）グシャッとなっちゃうみたい…？」

Iさん「でも最近のハサミは（指を入れる穴が右も左も）同じだけど…？」


などとワタシ的に大変じれったい（笑）会話の展開が続いたため

つい我慢（？）ができなくなって

持参の左手用ハサミを取り出して見せて解説してしまいました。


ハサミ手渡し先のIさんは「刃（の合わせ）が違う～」と気づいてくれましたが

何かを切ってみようとするわけでなく

また、他の人からの「体験」の申し出も無く

私に対して「え～っ？ハサミ左なの？」「左利きだったの？」「字は左手で書くの？」

と返答に困る質問が来てしまったので

（心の声：私のことはどうでもいいから道具の違いに関心を持って欲しい…）

「字は書かない…」（←　メインでは書かない、なんて返答も変なので(^_^;)）

と適当にごまかしたら

次は学校の教材で左右を選べるものは何か？にターゲットが移り…


彫刻刀は何が違うのか？になって

また出しゃばって切り出し刀の刃の傾き方向について解説してしまいましたら

Iさんから「使い方どう違うの？」と質問。


ど、どう使うって？、と内心戸惑いましたが

（左手用は使ったことないし、右手用だって30年ぐらい使ってない(^_^;)）

切り出し刀に見立てたペンを手に持って「右手バージョン」を思い出しながら

「左手バージョン」も脳内反転で実演。

そこでこの話題は落ち着きました。


今日の状況が一般社会の平均的認識だったら、

左右の道具の違いってほとんど理解されていない感じだし、

関心を持たれやすいのは道具そのものよりも使っている人間の利き側の方？


でも今日この話題が出たおかげで？

私がPTA備品のハサミに左手用を混ぜようとするのは

（いきさつ　→左右平等作戦でまた考えたこと）

案外自然に（不審がられずに）決行できるかもしれないと思いました。