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カテゴリ:両使いのたわごと
右利き者の左手書字能力の検討
という記事を見ました。 文末に書かれていましたが 「今回の研究結果は、右麻痺を伴った失語症患者の書字障害の評価や訓練を行う上でも、有効な基礎データになると思われる。」 と、研究の目的と得た結論はとても大事で真剣な話だと思います。 が… 「まとめ」の 「量的評価では所要時間が長く、1、文字の大きさが大きく、文字列の長さが長くなった。また、質的評価では左手の書字は右手の書字に比べて、筆圧が弱く、形の正確さと読みやすさの点でで劣っていた。 左手で書かれた文字には、線の乱れ、歪みが多いのに加え、(1)左から右へ横線を引く場合、右から左へ引かれている場合がある。(2)線を止めるべきところが止まらず、払ったようになる。(3)撥ねの方向が反対になる。(4)曲線部分で急な方向の変化や、形の乱れが生じやすい。(5)一度書いたところをなぞる運筆を持つ字では線が上手く重ならない、等の特徴が認められた。 このように、健常者の左手の書字には、右手の書字と異なった多くの特徴が存在することが分かった。」 は、失礼ながら 「そりゃ慣れない手で書いたらそんなものでしょ?」 とツッコミたくなってしまいました(^_^;) ただ1点だけ「左手の書字は右手の書字に比べて、筆圧が弱く」は 自分の場合当てはまらないので 押し書きだと筆圧が強くなるのかどうか?も 調べて欲しい気がします。 今時は、 ペンだけでなく書道の筆も左手、右では全く持ったことないという左利きの人も 少なからずいらっしゃると思うので 上記研究の全くの反転パターンで(左利きだけど書くのは右、という人は含めないで) 「左利き者の右手書字能力の検討」 も、やってみたらどうかと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月08日 21時55分11秒
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