（※この取り組みの流れは、カテゴリ｢左右平等作戦in小学校」でまとめています。）

主幹先生とお話しして、　お手紙第2弾についての回答を伺うことができました。


予想したとおりでしたが、

一言で言うなら「難しい」です。


教材などの配布は、

教育組織の上層部が｢これを使いなさい」的に決めるので

改善を訴えるだけならできても、

意見が採用されるかは未知数だそうです。


また、配布されたものを使わなければいけない、

…例えば、家庭科の手縫い練習布を右利き限定の解説で印刷されている理由で使わずに

真っさらの何も書いていない布を学校で独自に配る…

も、ダメだそうです。


そうなると、教え方で工夫していただく方向しかないようですが、

家庭科の実習の授業の様子を聞くと、

担任の先生1人しかいないところに

あっちこっちから子どもたちの質問やヘルプ依頼？がきて対応しきれず、

主幹先生も一緒に授業に入って先生2人体勢になっても大忙しで、

とても左右両バージョンを教えるどころではないみたいです。


じゃ、右バージョンで理解できなくて困った子はどうしたら？

の質問には

「困ったら補助しますので、困りごとがあったらいつでもおっしゃってください。」


左右問題だけでなく、

いろいろな理由で授業で困っている子どもを

補助する体勢はあるそうですけど…


困って、申し出ないと動いてくれない？！


困った子だけが問題解決に至るのではなくて

みんなで左右平等が当たり前だと認識を持てるようにしたい、

が、私の言いたいことなのですが、

伝わっていないみたい…？