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2017年03月23日
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カテゴリ:左右の話
こちらの記事 →子ども用はさみおすすめ10選|安全に使えるはさみや左利き用も
では、
ハサミの右手用左手用の刃の合わせの違いに触れてはいますが

『最近では左手で使ってもわりと使いやすい両利き用のはさみもあります。これははさみの刃にかかる力加減を、左手で使った時でも切れやすいように調整してあるものです。』
などと訳の分からない話をしたり

記事の後の方で紹介されているハサミでは
『こちらのはさみは左右の持ち手の穴の大きさが同じなので、両方の手で使うことができます。(後略)』
と、ありがちな間違い解説をやってしまって…(笑)
残念ながら
違いを分かっているとは言い難いんじゃないかなぁ?
としか思えない内容です。

ハサミの右手用と左手用の刃の合わせの違いは
人間工学的な右手と左手の力の入れ方や動きの違いを
効率よく作業に生かせるように
設計した結果です。

もし「力加減の調整」で「両用」が成り立つのなら
「左手でも使いやすい右手用」ではなく
「右手でも使いやすい左手用」でも構わないはずですが、
そんな表現は無い上に
左手用を右利きの(普段右手で右手用ハサミを使う)人に右手で使わせてみると
たいていは上手く扱えないか感覚の違いに戸惑うため
「両用」が有り得ないのが分かります。

にもかかわらず記事が堂々と書かれるのは
単純に昔のハサミと比較をしているのと
「切る」作業の「質」が考えられていないからです。

昔の刃の合わせ目がゆるくなりがちなものでは
右手用は右手の動き方で刃を締める感じに操作しないと切れませんが
最近のハサミは
合わせ目に隙間が無いため
切るだけなら刃を動かすだけで切れます。

右手用を左手で持っても(左手用を右手で使っても)
刃を動かせば切れますが
切るだけでなく
線に沿ってきれいに切り取るとなると
線と刃の合わせ方がやりずらくズレが生じます。
また、硬いものや細かいものを切る際に
人間工学に沿った動きと違う方向での力加減になりますから
動力が適切には伝わりません。

つまり、お菓子の袋を開封するみたいに
硬くも細かくもないものを単に切るだけでいいなら用は足りますが
作業結果に、
幼児の工作でも普通にある「線に沿って切る」程度の
「質」が求められたとたんに
目的を達成できない、使えない道具になります。

使えない道具を「切ることができるから両用」だと
利き手の違う兄弟と共用って、どうするんでしょうね?





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最終更新日  2017年03月28日 13時25分57秒
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