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カテゴリ:左右の話
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は、図書館に寄せられた 「左利きの人用の編み物の本は無いか?」 との質問に対して 回答と提案の内容を記載してあり、 結果の分類が「解決」となっていますが、 それって本当に解決でしょうか? ネットでの解説サイトの存在や 子ども向けの分かりやすい編み物本を紹介したり 反転コピーの情報も書かれていますが 利用者に対して 現状でできる限りの努力をしただけで 「左利きの人用の編み物の本を借りたい」要望に 応えられたわけではありません。 もちろん 本が無いのは図書館の責任ではありませんが 「解決」ではなく「未解決」の分類にして 書籍の需要情報として 出版社などへの提供を検討してほしいと思います。 ついでにちょっと補足すると「回答プロセス」の「3」に 『左利きの職員に相談。(中略)左利き用の編み物サイトを参考に編もうとするとかなり難しいため、右利きの人と同じやり方で編んだほうが楽だそう。』 とありますが、 これはあくまで「個人の感想」(通販のCMで出てくるパターンと同じ)で、 全ての人に当てはまる感覚ではありません。 以前にも書きましたが「編み物」の種類によって 棒針編みなら両手に針を持つため 「右利きの人と同じやり方で編んだ方が楽」も間違いではありません。 (正確には右と左と大差ない、です。) でも、かぎ針やアフガンなど片手で針を持つものは 利き手でない方を使うのは大変だと思います。 年齢が比較的高い人で多い、左利きでも右手書字の方ならば ペンの持ち方が針の持ち方と近いため 「右利きの人と同じやり方」でもいけると思いますが、 若い人に多い、 すべて左手の方がいきなり右手で針を持つのは 右利きが左手で針を持とうとするのと同じで難しいと思います。 そのあたりの学習環境がどうにかならないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月29日 11時47分00秒
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