ある日、開店直前に店長が私に向かって
「今日は天ぷらは○○さん(私の名）にやってもらうから。
ほら、自分の(やりやすい備品の）ポジションに（準備）して。
利き手が違うんだから。」

そういうわけじゃないんですけど、左でやれと言うならやります。

ある時は、天ぷら作業中の私を見てまた店長が
「左側が壁だと左（動作）はやりにくいよな…」
と、独り言。

とりあえず天ぷらをすくう道具（トングなど）を左側に置ければ、
そうでもないです。
（右側にあると、天ぷら鍋の上を手がいちいち往復することになります。）

別の日の朝の仕込みでは先輩パートのKさんが
「そうだ、○○さん（私の名）左利きだったんだ！包丁使いにくいでしょ？
気付かなくてごめんね。」

左右で包丁を持ち変えながら切っていたのですが、
彼女は続けて
「左利き用の包丁って、そういえば（本店の）A店長が左利きで、買ったことあるけど…
　彼は（左右）どちらでも切れるから…あれ（=左用の包丁）どうしたかしら…？
　その方が使いやすいわよね。あったら（本店から）持ってこようかしら…」

ええっ！？左用の片刃？＼(◎o◎)／！

内心そういう展開に驚いたので

「使ったことないから、←　そりゃそうだ(^_^;)
（左用片刃包丁の使い心地は）分かりません。」
と答えたのですが、考えてみると

「その方が絶対使いやすいです！ぜひお願いします。」

と言った方が左右平等振興のためには良かったのかな…？
なので、
もし持ってきてくれたらありがたく使わせて頂こうと思いますが、

両使いの本音としては、
「A店長は両手で切れる」との情報に対して
「あたしだって切れるもん！」
的なライバル心がメラメラと燃え上がり

「左用片刃が来ようと絶対両手で切ってやる！」

自分の方向性が分からなくなってきています(^_^;)