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カテゴリ:左右の話
こちらの記事 → 先割れスプーンのデザイン - 左利き⑧
は、一連の記事を含めて 確かにそうだと頷ける点も無くは無いのですが 正直… 久しぶりにイラッとしました(^_^;) だいたい世の中は右動作に沿った仕様でできているのだから 左動作で扱おうとすれば 扱いづらいのは当たり前です。 左利きの肩書じゃなくて 仕様が自分の使い方(動作)に合わないのが 不便の原因なんですよ。 例えば電卓をたたきながら文字を書く際に不便と感じるなら 機械を設計する際に想定された手の担当動作と 相違がある時です。 人間が何利きかは関係ありません。 左利きは左動作が多いため 世の中の仕様に合わない案件も多く 左利きの不便と表現しがちですけど 本当は左動作の不便です。 また、そこだけ左動作でも肩書が右利きで 不便やその原因に気づかない場合もありますし、 思い込みや誤解や単に個人の感覚に合わなかったりもあります。 (例:トイレットペーパーは右手で取りやすいように左側の壁につけるものだそうですが、スペースの都合で右側についていて「右利き向けに右側についていて左利きに不便」と思うなど) 必要なのは、 左利きに本当に不便な環境なのかと問うことではなく、 何利きだからと決めつけずに 左右どちらの動作でも不便が無いように できるだけ対称形を取り入れた環境です。 さて… そのような(不満の)声が上がったのでしょうか。「対称形に見直された」という”改良”🤔 と、ありますが、 非対称形の根拠は主に 多数派右動作向けのわずかな便利目的で取り入れられています。(傾きを付けるなど) ですから、それを対称形にしたら 多数派には利便性が低下すると感じられるのはもっともですけど、 少数派にとっては、 対称形ならみんなで使えるのに そのわずかな利便追及のせいで とんでもない使い勝手(使えないのもある)になるわけですから 「残念な展開」は有り得ない、 いかにも多数派感覚過ぎる残念な発言だと思います。 ※おまけ:どうしても最初のデザインの方がいいなら、反転タイプがあれば問題は無いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月16日 16時33分43秒
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