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カテゴリ:両使いのたわごと
こちらの記事をずーっと見ていくと出てくる部分について、
「左利きは(右強要されることなく)左手を使いましょう!」的な 意味なのは分かりますが、 両使い的にはツッコみたくなる文章です(^_^;) まずこちら↓ 2016年にノースカロライナ大学が、1歳前後の子ども131人を対象に行った手の器用さに関する研究を発表しました。ものを積み上げる能力と利き手との相関性について調べた結果、左手か右手を多く使う子が、両手を使う子や手をあまり使わない子に比べて能力が高いことがわかったそうです。 対象年齢から 積み木遊び的な動作(片手で持てるサイズと重さのものを積む)かと思いますが、 片側の手の利き度合いが強度なら そちらばかり使う機会が多くなり、 使えば動作技術の習得も進み 結果、能力も高くなると思います。 つまり、経験して習得した技術(=積み上げる)に関して「能力が高い」のであって、 その他も含めた「器用さ」に結びつくかは微妙です。 言うまでもなく、 世の中には両手が協力して行う作業の方が数多くあり、 分担やバランスによっても器用不器用や向き不向きが変わると思います。 そしてこちら↓ また、2017年のフロリダ国際大学の研究では、1歳半〜2歳までの子ども90人を対象に手の使用と言語の発達について追跡調査したところ、両手を使わせるよりも利き手をしっかり使わせた方が言語の発達に優れるという結果が出ました。 「必ず両手組」とか「利き手onlyグループ」みたいな 指導分けをしたってことでしょうか? 指導の場合、家庭で?幼稚園や保育園で?一日何時間ぐらいの拘束? 世の中、言語の発達に優れる以外にも 様々な重宝される能力はあると思うのですが 両手を使わせた方が優れた発達項目はあったのでしょうか? (例:楽器演奏が得意、スポーツの成績がいい等) 以上から、非利き手使いの強要はもちろんいけませんが、 両手使いの強要も変ですし、 利き手だけにしなさい!ってのもなんだか…? 好きに使うのが一番では? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月14日 12時23分07秒
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