電卓再び
こちらの記事 → 『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』第573号 別冊編集後記で知りましたが、電卓には右用左用の区別のあるものがあるそうで、記事をずーっと見ていくと両者の写真が出てきます。持ちながらたたく用途のもので左右の違いはどちらの手に持つかでそれぞれの手に握りやすい形状になっています。その使い方だと、たたく作業を利き手が担当した方がいいでしょうから普通に考えれば右利きが左手持ち、左利きが右手持ちの方を選ぶと思います。もし電卓がかなりの重さだったら持つ方を利き手が担当すると思いますがそんな重い物は持たずに置いて使いたくなるはずで「持ってたたく」特徴が成り立たない屁理屈の範囲の話でしょう(笑)さて、「持ってたたく」がこの電卓のウリだからか、細かく見ると左右対応はそこの部分しかなっていないとも言えます。ボタンの配置が右用と左用で違うのは半分から上の方の本体を握りやすい形にした影響で配置換えせざるを得なくなった?一部分のみです。下の方は画像を拡大しても数字までははっきり見えませんが色や形状から両者同様に配置されているのが分かります。もし完全な右仕様左仕様をうたうならすべてが反転していないと言えません。ただ、数字の配置などは「慣れ」による使い勝手の良し悪しもありますのでそのままでいいと思います。右用左用を区別して設計するにはどこまで「慣れ」に従うかの判断が難しいところだと思います。