その書き方はまずいと思う
こちら → 越中先生のはさみ事情 について個人の感覚としては間違いでも嘘をついているわけでもなく素直に表現したまでだと思いますが、知識&情報的に鵜呑みにしたらちょっとまずい内容では…?というわけで、おせっかい解説です(^_^;)『フロントで、越中先生にはさみを貸すと・・・ なぜか全然作業が進んでない。 「切れない・・・切れない・・・あの・・・はさみ、まったく切れないので、 自分のはさみを持ってきますね♪」 「え??切れない?さっきまで、普通に使ってたけど?」 「私、左利きなので普通のはさみ使えないんですよ・・・」 ということで、myはさみを持ってきた越中先生。 いつも使っているはさみなので、サクサク作業がはかどっています♪』↑ここまでは、文を読んでいる限りでは特に問題ありませんが、この後…『でも、このはさみは左利き用のはさみではないそうです。 見た目は同じに見えますが、右側の越中先生のはさみは 「持手が左右対称」なので、左利きでも右利きでも切れるはさみなんです♪』↑あれ?持ってきたマイハサミは左手用じゃないの?と画像を見ると右手用でした。 左手で切るために右手用マイハサミを持ち歩いていけなくはないですが、 (でも正直、意味が分からない(^_^;)) ハサミは刃の合わせが右用左用で違い、使う手の側にきちんと合っているかどうか (右手用を右手で、左手用を左手で使うこと)で、使い心地も違います。 左手で右手用を使って、たまたま個人的に使いやすい気がしているだけなのに 持ち手さえ左右対称なら両手用のはさみと思われかねない表現はいけないです。 (刃の合わせを変えられるもの以外、両手用ハサミは存在しません。) 『「いつももはさみを借りるときに、切れなかったらどうしようって不安なんです・・・」 と、左利きの悩みを教えてくれた越中先生でした♪♪』↑これも左利きの悩みとしてよくある表現ですが、 ハサミを借りて切れる切れないの心配が発生するのは、 右手用を左手で使って切れるかどうか?で、 持ち手が左右対称かそうでないかが原因ではありません。 この先生は、持ち手部分が左右非対称のハサミは切れないけれど対称なら切れると 思い込んでいるだけです。 (刃の合わせが右用で持ち手部分のみ左手向けのハサミ=足左、も一応ありますが、 右手用ハサミしかなく使わざるを得なかった時代に慣れた方向けらしいです。 足左ならよく切れるのではなく、握って手が痛くならないのが利点のようです。) つまりこの記事の問題点は、個人的な感覚を物理的な現象と信じ込ませる恐れがある ということです。おまけ:サイトはスイミング教室だからハサミの間違いを指摘しても営業妨害にはならないですよね(^_^;)