ギロホリック

おはようございます。
今日は晴れ晴れ気持ちい！まさしく今の私の心境であります。

皆さん、本当にたくさんの励まし、応援ありがとうございました。
どれほど心強かったか・・。


昨今、学校も親も子を枠にはめて育てようとしがちで、わたしもはみ出しっこな愚息を無理やり押さえつけて、そこに収めようとしてたんですね。

今回のことで一番良かったのは、そのことに気付いたこと。

息子は確かに荒っぽい。
でも心優しく、正義感が強い。
勉強で身につくものではない大事なものを、既に彼は持っているのに、いつの間にか私は面倒を起こさせないことにだけ躍起になってました。大いに反省です。




昨日は先方といい話ができたと思います・・。

Ｋ君とおかあさんに、息子のせいで嫌な思いをさせてしまったことは謝りました。
そのあと息子が自分の口から、Ｋ君の世話をしてきたこと、それが時として行き過ぎてしまったことを話しました。

Ｋ君のおかあさんは息子の話を聞いてから
「今までありがとう。大変な思いをさせてしまってごめんなさい。でもこれからは先生にお任せしましょう」
と言ってくれました。

そのあと当人同士が楽しそうに遊んでいる姿を見てお母さんはとても喜んでいました。



お母さんと話しをしていろいろなことが分かりました。

Ｋ君がほかの子達と同じようなペースで行動できないことは、全て自分の育て方に問題があり、そのことを深く深く悩んでいること。
自分が神経過敏なため、他人とうまくやれずそれがまた、Ｋ君を孤独にさせてきたこと。
お姑さんがこれまた恐ろしくいくらい孫を溺愛していて、その板ばさみで苦労していること・・


オートセキュリティの豪奢なマンション、最新のゲーム機やソフト、溢れかえるＤＶＤやビデオや漫画に囲まれて、でもそこから学校と病院に行く以外に外出はめったにしないというＫ君とお母さん・・。

彼らはこれからどうなっていくんだろう。

愚息のような子はいくらでもいるし、もっとたちの悪い子もいっぱいいる。

お母さんは今後も、彼の歩く道に転がる石を一つ一つ取り除いてやって行くんだろうか・・。



私たちはいつかは先に死ぬ。
将来子供がきちんと独り立ちできるように、親は口と手は出さず、でもしっかり見守って、話だけはきちんと聞いてやることが一番大事なのでは・・・

私の話を聞きながら黙りこくってしまったお母さんがなんだかとても可哀想でした。



Ｋ君と息子に共通の趣味「釣り」があるとわかり、今度一緒に行こうと約束して彼らの家を後にしました。


母と息子。学校と家庭。色んなタイプの先生・・・
帰り道いろんなことを考えながら、今回のことはわたしにも息子にとってもいい経験だったと思いました。

そしてＫ君との釣行計画を話す愚息を見ながら、つくづく自分の幸せを噛み締めたのでした。


皆さん、本当に長きに渡りお付き合いくださりありがとうございました。
そしてたくさんのご意見、励ましも本当にうれしかったです。


だいぶ勇気が出てきたので、明日は先生ともう一度話そうと思います。