KAJI House~ニワトリ「イチとココ」
KAJI Houseに、家族が増えた。・・・先日、松代から2羽のつがいのにわとりがやってきた。松代は清野のどうらく園という自然農園で、ここで飼われているニワトリの卵は「大地の卵」というブランドで地域に還元されている。いわゆる、低エネルギー地域循環型経済の一端を担っている、里山の農園である。ここの目指す農法は、難しい農法ではなく、いわゆる大地と繋がった循環農法:土作り、堆肥作り、生態系の循環に従った農法でつくりだされた食材が、味しい食べ物であると考えている。化学肥料、農薬を使った農業から離脱して、里山を農業の中心に取り戻すことが隠された目的となっている。里山は実は資源の宝庫。自然を利用するだけでなく、自然の仕組みを知り、その循環の中で無理のない農業を模索しています。早速その日に卵を産み落としました。茶色いからの大き目の一個。割ってみたらなんと、「Twin Egg」感謝して卵とじにしていただきました。つがいの一羽は「ICHI」、もう一羽は「COCO」と名づけました。 だけど、つがいでいただいたはずのニワトリの様子がどうもおかしい。雄鶏と思っていた「ICHI」が日の出とともに鳴かない。それに午後になったら、いやにそわそわし始めて、納屋の隅っこの籠を見つけて、近くの藁をくちばしで巧に籠に入れ、巣造りを始めた。ニワトリの生態って、実はいろいろ知らないことばかり。それに今日も一個産み落としたのですが、どうも雄鶏の「ICHI」が産んだようです。どうらく園の社長さんも「コリャ立派なおんどりだよ」って言ってたような気が・・そんな馬鹿な・・・。あれあれ、どうも二羽とも雌鳥のようすです。ニワトリというぐらいだから家の庭から出て行かない、というのがKAJIの持論。案の定、野放しにしても庭から出て行きません。「やっぱりね!」昔から、家禽(かきん)類の鳥としてニワトリは人間の営みに貢献してきたのだね。あとは、イタチやキツネ、ネコからどうやって守るか、これが問題。ニワトリといっても5mくらいは飛び上がる。・・はず・・だから木の上で夜は過ごしてもらえばいい。そう上手くいけばいいのですが、やはり心配するのがあるじ。しょうがないので、昼は庭に放し飼いにして、夜は小屋に入れることに。1日もしたら、彼らは日没になるとしっかり自分で小屋に入る。上手くできてる。昼間も留守のときは用心のため、庭に、囲いを作り,その中に入れておく。まあ親ばかですね。猫に追いかけられたら、飛んで逃げるはずなのだけど、いまいち心配。そうそう、このニワトリにクリスタルボウル聴かせたら、まぶたを閉じはじめて、「こっくり、こっくり」し始めるではありませんか!いいねいいね。クリスタルボウルを聴かせたニワトリの卵が食べられる!そんなわけで、KAJI Houseこけらおとしの準備その一といったところでしょうか。つぎは山羊かな、ミニ豚かな・・