混浴でクリスタルボウル~七夕~雲の助
今年も混浴でクリスタルボウルやりますよ!昨年はKAJIもおそるおそるの挑戦でしたが、やってみれば、超楽しかったです。去年の実体験ブログに掲載していただいたドウヤの人々からご紹介します。ここから転載開始・・・お風呂の中は撮影禁止なんで写真はないんだけど、更衣室からお風呂に入ると、屋根がかかったお風呂と、屋根の外に小さい樽のお風呂と石風呂があった。足元や壁は茶色いデッキで洋風なんだけど、周りの景色(森)と調和してとても良い感じ。KAJIさんは、そこから階段を下りた1段下のデッキで準備してた。そのデッキには半径2メートルほどの檜のお風呂があった。まだ誰も入っていない。KAJIさんの座っている近くに木製のブランコがあって、カップルの方が座ってた。あと、従業員らしき女性が、洋服を着たままKAJIさんの前に座っていた。階段を降りて檜のお風呂に入りたいけど、ちょっとはずかしい。ってわけで、屋外の石風呂に入った。そうこうしているうちに演奏が始まった。音は聞こえてくるけど、お湯の出る音や木々のさえずりのほうが大きい感じ。せっかくだから下に降りよう。思い切って降りていき、檜のお風呂に入り、背もたれにもたれながら、目をつぶった。(クリボウは目をつむって聴くのだ)近づいてみると、クリボウの音が体によく響いて心地よかった。温泉も気持ちいいし、景色も空気もおいしい。最高の気分だ。と、KAJIさんがクリボウを持って立ち上がり、頭の上でボワーンとやってくれた。なんちゅうか、すごく気持ちいい。KAJIさん「温泉でクリスタルボウルの演奏なんて、初めて。師匠もしたことないし、一生に一度かもしれない」とのこと。んまー、貴重な経験だわ。今度はクリスタルボウルにお湯を入れて、マレットでボウルをこする。すると、中のお湯がシャンペンみたいにシュワーッとなる。水の粒子が細かくなるんだとか。その素敵なお湯を、KAJIさんはえみぃの型じゃなくて、過多でもなくて、肩にシャーっとかけてくださった。すごくやわらか!気持ちイィー。上の段に居た女性と、男性が1人入ってきて、湯船の中は4人になっていた。「今度はちょっと長い演奏になるので、のぼせないように外に出たり寝転んだり、ご自由にどうぞ」そう、長いのね、と心の準備をして上半身をお湯から出して聴いていた。けど、けっこう長い時間つかっていたので、ちょっと熱くなってしまった。このころになるともう恥ずかしさもどっか行っちゃって、湯船を出てベンチに座った。しばらく聴いていると、ぽつぽつと雨が。ゴロゴロ雷も鳴り出した。これも一興と思いきや、クリボウの中に水がたまってしまう。KAJIさん「ちょっと演奏を中断して、おもしろいことをやってみましょう」と立ち上がり、クリボウを温泉の中につけた。KAJIさん「誰か下を支えてくれる?」えみぃもあわてて湯船に入り、みんなで手を伸ばして、クリボウの底に触れた。マレットでこすり始めると、なんということでしょう、湯船のお湯がシュワーッと音をたてた。手にはビリビリ振動が来る。右まわりと左まわり、陰陽の関係で全く違う。不思議だー。えみぃは初対面の人ばかりだったけど、不思議だねー、すごいねーなんて和気あいあいとお話できて楽しかった。雨が小ぶりになり、再び演奏が始まった。クリボウを聴いていると眠くなると言われたんだけど、終わるまで眠くはならなかった。溺れたらいかん、と緊張していたせいかも。それでも、体の調子はとてもよくなっていた。お肌もツルツル。演奏が終わると、拍手がわきおこった。KAJIさん「いつもは演奏が終わっても拍手ないんですよー。みんな寝てるもんで」とうれしそうだった。演奏が終わったあと、ご一緒した皆さんとしばし歓談。すると、とたんに眠気が。家に戻って30分ばかり眠った。わずかな時間だったけど、ものすごく深い眠りだったように思う。そして起きたら、超すっきり!!!これでお酒飲まなかったら、翌日はもっとすっきりしたんだろうけど、飲んじゃった(爆)。いつもよりおいしい気がした。そして翌日、前日までの疲れがうそのように、農作業もお仕事もはかどった。あーやっぱり行ってよかったなー、リフレッシュって大事だなーと思う、今日この頃なのだ。・・・転載ここまで江戸時代、八百屋丁では混浴だった。そのころ見聞にきた諸外国人は、混浴でも何一つ事件もおきず普段の営みに溶け込んだその習慣を、驚愕の目をもって見ていたとか。混浴は日本の大事な文化なのです。守らなくてはならない何かなのです。難しい話はともかく、とても楽しいので是非ご来館を・・・菱野温泉 常盤館内 登山電車で行く展望露天風呂「雲の助」にて2011年7月7日(木)午後3時~4時30分まで(混浴は終日)入浴料1000円常盤館の昨年の日記からも紹介しておきます。