年の瀬~復活のメッセージ
KAJI Houseに小さな門松がやってきました。門松・・これは歳神(としがみ)の依代(よりしろ)といわれ、歳神が宿る安息所であり、また、神霊が下界に降りてくるときの目標物と考えられていました。 「歳」は稲の実りのことで、穀物神である。その根底にあるのは、穀物の死と再生である。古代日本で農耕が発達するにつれて、年の始めにその年の豊作が祈念されるようになり、それが年神を祀る行事となって正月の中心行事となっていった。カジハウスの門松、ミニですが小諸の長老を中心に作られたもの。五穀豊穣を願う気持ちがここにこめられます。なかなかいいものですね。気持ちがすっきりとしてきます。 ここで、遠い昔分かれた兄弟(ホピ)の教えと警告を思い返したい。彼らのグレート・スピリット:マサウは二人いたという。ここよりテククワイカチ・ニュースレターの引用をさせていただくふたつの普遍の法則について考えてみよう。自給自足と、誘惑の法則だ。 教えでは、グレイト・スピリット、マーサウは2人いたという。ひとりは貧しく、もうひとりは裕福だ。 貧しいマーサウは、簡素で慎ましい生き方をしていた。彼は良い道を選び、良い生き方を教えた。彼は生きてゆくために、一本の植付け棒と種のみを持っていた。彼は大地の守り人だったのだ。 私たちが自らの堕落のせいで、ひとつ前の世界を破壊してしまった時、彼は私たちが彼と共にこの地に生き、大地から必要なものを得て、害悪から大地を守ることを許してくれた。私たちは彼の掟に従うことを約束した。 私たちは彼にリーダーになってもらうようお願いしたが、彼はそれを拒み、私たちが心に大きな二面性を持っているので、私たちがこの先の旅で良い道に進むのか、悪い道に進むのかを見てからでないと、リーダーにはなれないと言った。なぜなら彼こそが最初の者で、いずれ最後の者となるだからだ。 裕福なマーサウは何も気にせずに悪の道を歩んでいた。彼は悪賢く、邪悪だった。彼は人々を思い通りに彼の方に引き寄せられると言いふらしていた。彼は破壊ばかりして、愛ではなく、憎しみだけを教えた。私たちは常に彼の悪意に注意しなければならなかった。 私たちはこの知恵と知識の意味するところが、バハナ流に言うと、ひとりは精神文明を表し、ひとりが物質文明を表すということだと思う。おそらくこれに賛同してくれる人は、ほとんどいないだろうが...。 この時代で悲しいことは、ホピだけではなく、世界中の人々が、貧しいマーサウの教えと、より良く生きるための掟から目を背けていることだ。あるいは彼らは裕福なマーサウについてゆき、最期の日を迎える道を選ぼうとしているのだろう。 しかし私たちは希望を失っていない。ひとりか、ふたりでも貧しいグレイト・スピリット、マーサウの後ろにしっかりと立っている者がいれば。引用させていただきました。翻訳:永峰秀司さんによるもの 終末を迎えようとしている今の私たちには重く大変重要なメッセージと受け止めます。でも、心が安らぐのは多くの人の後ろにこの貧しいグレート・スピリットがいることです。世界の光と闇の色々なことが詳らかにされ、明暗がはっきりしてきているようです。この世界がまだまだ平和でいられるのもその人たちのお陰ではないでしょうか。 コズミックカレンダーによれば今月は「律動の月」。それは、宇宙のあらゆるリズムを感じること。人と、植物と、動物と、微生物にいたるまで、すべての生命が、同じ宇宙の「律動」から生まれ、今も、その宇宙のリズムに合わせて生き、生活しているということ。今日は律動の月の18日。KAJI的な解釈としてはその月の23日、大事なシンクロが起きるということ。なので正月4日には注視したいと思います。 年の瀬にあらためてホピの魂の箱舟の入団式のメッセージを記します。大地との調和と生命への祝福 箱船に乗ったら、創造主とマサウウに、あなた自身の誓約を立てなさい。質素に生きよ。物質文明に溺れてしまってはならない。 自制しなさい。 自給自足しなさい。優先すべきものを、見直せ。注意深く選ぶのだ。 創造主の願いは、我々を救うことにある。心で思うことは、それを実行することと同じだと思え。 命を尊重し、環境を神聖なものと考えよ。 一連の儀式を通じて、箱船でダンスをすることがある。12月の初めには、全世界のために祈りをささげよ。12月21日、他の人たちを「ホピの魂の箱船」に案内しなさい。 魂の箱舟のメッセージは少し説明が必要かもしれませんが、その全体でメッセージを感じ取ってください。競争社会で言うところの選ばれし者とは対極にある存在なのかもしれません。 この寒い冬の中、いまだに震災で深く心と体をいためている方々に、謹んでお見舞いと、復活のエールを送ります。良い歳をお迎えください。