スイス・ラクレット~ヤギのチーズ~福島サバイバル
明日の夜は久々のラクレット・パーティーです。ラクレットって?スイスの2大チーズ料理の一つで、そのひとつは皆さんの知っている、フォンデユー。で、もうひとつがこのラクレット。原型は、チーズの表面を暖炉で温めて、溶けてきたところを野菜の乗ったお皿にナイフで削ぐようにかける。昨今は家庭用の電気式のラクレットオーブンがあるのでこれを使います。まぁ、スイス版ホットプレートといったもの。カルロス・グェラ氏と奥様徳子さんがいらっしゃるので、ちょっとがんばってみます。このラクレットオーブン、KAJI Houseにあるものは、KAJIがかつてスイスの5つ星のホテル"Grand Hotel Victria Jungfrau"で修行をしていたときに現地の電気雑貨屋さんで手に入れたもの。チーズが大好きな人には、たらふくチーズを食べれるメニューです。チーズというとダイエットからは縁遠いと思う人もいると思いますが、実はチーズの脂肪は決して肥満につながらないのです。チーズを食べると、内臓脂肪が減る・・・ 脂肪細胞は単に脂肪を蓄えているだけと、最近までは考えられていました。しかし現在は、脂肪細胞は複数のホルモンを出す細胞であることが判明しています。血糖値を下げて、筋肉で脂肪を良く燃やすホルモンがあれば、糖尿病を予防して、ダイエットに役立つ善玉ホルモンとなります。脂肪細胞は、その作用がある善玉ホルモンのアディポネクチンを分泌しているのです。同じ乳製品でも牛乳とは大分性格が違うようですね。さらに牛のチーズでなくヤギのチーズであれば尚いいですね。 ***溶けるといえばウラン・・・福島原発のその後・・・・大分風化して生きているようですね。現地では放射能のことを語るとまるで罪人扱い。これでは、日本の悪習の最たるもので、こんなことでは「日ノ本の国」の名に恥じて、日の目を見ないことになってします。福島で何事も無かったかのようにやり過ごすのは罪です。それは、「恐れ」を隠してしまっている。そうではなく「恐れ」を克服していくことが大事。お人よしだけで逃げ回っている日本人は恥ずかしいよ。別に意地にならなくていいから、恐れを克服して素直に声を発していくこと。普通の声でいいのだ。恐れを克服した上での「認識」と「共感」を生かして先に行くのだ。小諸に非難してきている方々も、受け入れの期間の期限が延長してもあと一年ほどとの事。ご親戚はまだ福島にいる方も多い。親族でも見解の相違で、二者に分かれている。これは本当に、真剣に超えなくてはいけない問題です。一番の問題はこれを生き抜いていくのは国も保護できないサバイバル状態であることです。国に働きかけることと同時に、自分たちの判断がどれだけ有効か、常に問われている。人類の存続にかかわる大事な事柄だということです。文明の終焉に向けて最後の難関突破の勇気の見せ所です。