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カテゴリ:Ascension
話は戻りますが
フェニックスからホピの地へ向かう途中 あれはセドナの近くだったろうか ハイウェイのパーキングエリアのカフェで ピキパンを売っていたのですかさず手に入れた ピキパンとはトウモロコシの粉で作った 薄い皮をロールしたもので 大きな石の上でクレープのように焼くらしい 簡単に言うとホピ族がコーンミールで作ったパンのことだが とても軽くて強く握るとつぶれてしまうくらい薄いもの パーキングの路上で食べていると 品の良いおばあちゃまが通りかかって 「あらっ それピキパン? 懐かしいわー 子供の頃よく食べたわ」と よく見ればネイティブアメリカンの顔 でも着ている服は品が良く西洋風だ おそらく遠方から里帰りの旅だったのだろう 前置きはこのくらい 第2メサから第3メサに向かうのだが 宿泊は前述の野営地なので毎日行ったり来たりである 中心地はホテビラと呼ばれる 目だったお店といえばGSと一緒になったお店が一件のみ 舗装された道は264号線くらい そこから記憶では北に向かうと第3メサだ そこがこの旅の目的地 旅をするきっかけとなった伝統派長老(107歳でこの世を去った) ダンエベヘマさんの住む場所 亡くなった方には合えないのだが どんな所に住んでいたのか・・ それにご家族の方がいらっしゃれば会いたいと思い ダンエベヘマさんとは白人のトーマスEマイルズの著書 ホピサバイバルキットの主人公である 僕はその本に書いてあった数行の情報をもとにそこに向かったのだった もう一つの目的は 地球の音 シューマン共振として説明されているものだが 耳で聞くことができれば こんなホピの聖地ならきっと聞けるかな そんな思いで旅に出たのも事実だ 北に向かう土の道 車を走らせる 左側はメサの大地が連なり右側は道と同じレベルで とうもろこしの農地が続く 道の傍らに車を止める 青い空 風が吹く 耳を澄ました 電気も水道もガスもない荒野 音を出すものは自然のささやきのみ そよ風がささやく すると頭上で「バサッ」という音 見上げるとアメリカンイーグルのひと羽ばたきの音だった その音を聞いたら耳がさえてきて これが地球の音・・ 確かに聞こえました 大地と交わり平和に生きるということ 体と心で感じられる音 そののち おそらく彼の家と思われる場所にたどり着いたのだが 車を止めると とんでもないことが起こった 数十匹の犬たちが敷地から道に向かって走り車に駆け寄ってきた 犬の表情は警戒心 威嚇の吠え方だった 車のドアを開けて表に出る勇気を出すのに時間がかかった すると一人の青年が家から現れ近寄ってきた やっとの想いで車から出て犬たちの威嚇をかわした 彼とあいさつを交わす 彼はTIM20歳 ダンエベヘマさんのお孫さんだそうだ 立ち話であったが20分ほど会話を交わすことができた どんな話だったかはここには書かないが 僕は充分満足した 彼の絵がをが印象的だった ホピの地へ向かう道 ホピ族の青年を車に乗せた時 ホピの地にダブルレインボーが雄大に青い空を飾り 青年は悪いことは言わないこの地に残りなさい」 ホピの荒野は自然のメッセージを語り掛け 大地と交わり平和に生きるという 魂への呼びかけが身に染みた旅だった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.09 21:37:09
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