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大阪・船場に生まれ地唄で人間国宝になった菊原初子氏によって「古典を勉強する会」と言う古典の地歌を聞かせてくれる会があります。
菊原初子氏が102歳で亡くなってからも後継者によって続けられ今年は第49回であった。 数々の地歌の古典を聞くと,元禄の頃に花開いた上方文化の中で,舞台ではなく,浪速の商人が築き上げた文化の奥深さを感じます。琴と三味線と胡弓そして尺八で奏でられる音楽の中に,歴史を経て今に残る大阪の文化を実感できるのだが,今年はひとしお上方文化を考えながら聞き入ることになった。 この会に出演している演奏家たちは,数人のグループでリサイタルを開くことがあります。そんな時にワッハホールを使います。このホールは大阪府立上方演芸資料館にあります。 大阪府の橋下新知事の「大阪維新プログラム案」で,この資料館を移転縮小するという。さらに関係者に「世界の図書館」と言われている国際児童文学館は,図書を中央図書館に移して廃止される。 上方の芸能は民営の「吉本」でと考えているのだろうか。 橋下氏は,道州制が目的であり,そのために大阪府をつぶすのだと公言し始めています。大阪の暮らしと文化に直接関わる府議会が1日より始まっています。 ↑ 更新が遅れておりますが,宜しければ「応援クリック」をお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月31日 06時46分36秒
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