|
カテゴリ:潮流
東京・永田町界隈の怪しい話…。
「本来,罰せられるべき人は,もらった人ですよね。そして使った人」。 日歯連ヤミ献金事件で,有罪が確定した村岡兼造元官房長官(76)の言葉です。 日本歯科医師会の政治団体である日歯連側から,2001年7月,東京都内の料亭で,橋本龍太郎元首相らが1億円の小切手を受け取りながら,政治資金収支報告書に記載せず,政治資金規正法違反の罪に問われていた事件です。 料亭には,橋本龍太郎元首相のほか,旧橋本派(現島津派)幹部の青木幹雄・前自民党参議院会長,野中広務・元自民党幹事長らが同席していました。 しかし,口をそろえて「小切手なんか見ていない」。 結局,政治家で起訴されたのは村岡兼造氏だけ。「なんで,おれだけ」とぼやく村岡兼造氏。1億円の小切手は幻だったとでもいうのでしょうか。 この事件では,自民党の政治資金団体「国民政治協会」に献金したように装い,特定の政治家に裏献金する「迂回献金」疑惑も浮上しました。 日歯連の元会計責任者は,迂回献金の事実を認め,その仕組みについて,「会長から指示があり,国民政治協会に持っていく。窓口は,自民党の事務局長」と詳しく説明しました。 …が,検察当局は,自民党有力政治家らの迂回献金疑惑には,メスを入れませんでした。その後も事務所費問題などが噴出して後が絶ちません。 自民党の,「世にも不思議な政治とカネの物語」には「おわり」がないようです。 ↑ 更新が遅れておりますが,宜しければ「応援クリック」をお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月31日 11時20分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[潮流] カテゴリの最新記事
|