映画『蟲師』観に行ってきました!それは人と自然が共存する世界!
こんにちわ! 4月に入り、日本列島は桜のピンク一色に!あなたはお花見しましたか?No.28『蟲師』(2006年 日本)<監督>大友克洋<原作>漆原友紀<出演>オダギリジョー、江角マキコ、蒼井優、大森南朋 他 大友さんといえばアニメ『AKIRA』のイメージしかなくて、アニメ系の映像作家と思っていたけれど意外にも今回は実写映画。 原作は290万部のヒットを飛ばした同名の劇画『蟲師』。さあて・・・≪STORY≫ 時は今から100年前の日本。 とある雪降る山村を旅する蟲師の主人公・ギンコ。 彼は”蟲”と呼ばれる精霊でもなく、霊体でもない不思議な生命体が人に及ぼす害を取り除くのを業いとしていた。 彼はその山村の庄屋の家に一晩の宿を借りることとなり、そこで耳を病む住人達を快方することに。 無事、その村落の出来事を解決したギンコは旅の途中で出会った虹郎とともに次は意中の女性・探幽の下に向かう・・・≪レヴュー≫ 割と他の方のレヴューが散々だったので、あまり期待せずに観に行ったのですが・・・それが思いのほかに良かった! その映像を観ているだけでも心が穏やかになる様な柔らかな映像。 まるで森の中にいるのではと錯覚させてくれる、その感覚は本当に不可思議な心地良さ! 個人的には時代考証が曖昧な映画は好きではないのですが、そのアバウトな世界感に引き込まれてしまいました。 そして、人間と蟲(自然)の共生する自然の中で生活していくことの理想像を観せられたからかも。 その一因はオダギリジョーの本当に自然な演技にもあるかな。昨年の『ゆれる』以上に、その自然な演技は僕的には評価が高いです。 でもやはり”虫の知らせ”って言葉は本当にあるのかって思ったのは、僕だけですか?<評価>☆☆☆☆ 僕は相変わらず原作は読まない派なのですが、この映画も多分、原作は読まないと思います!≪でも原作を読んで観たい方はコミックを制覇してから≫