ガイアの風　ＦＭＫＩＴＡＱ

ゲスト：北九州市高齢者福祉課　立石　しず　さん

テーマ：夢語り・夢追い塾について

■もっと広がれ、エコ仲間！

これまで環境活動をやってきて、環境を意識している者同士の活動から、もっと仲間を増やしていきたいという観点で、他の活動をしている方々と交流し、その中でエコライフというものを自然に共有していけたらと考えています。

そこで、今回は夢追い塾というとても面白いプロジェクトについてお話を伺い、エコについて語り合ってみたいと思います。

ゲストには、夢追い塾を作った高齢者福祉課の立石さんをお招きし、お話を伺います。

■輝けシニア！（立石さん談）

これから益々高齢者が増えていきます。

しかし、一方で６０歳というと、まだまだ活躍できます。

そんな方にもっと活躍してもらおう、するといい社会になるということで、高齢者を対象にした、夢追い塾というものを昨年、この北九州市でスタートしました。

立石さんは、アメリカに行った飛行機の中で、６０歳くらいのおじいさんがエプロンつけてコーヒーを配っているのですが、それがとても楽しそうでニコニコしてやっている。それを見て、すばらしい！　カッコイイ！と感じました。

８０歳のおばあさんが、ボーディングゲートで生き生きと働いている。

これが、求めている人々だ！と思いました。

キラキラしている！カッコイイ！


昨日、夢追い塾で筑紫哲也さんをお招きし、講演をしてもらいました。

人生３期説で、１期は子供時代。２期は成人時代。３期がシニア以降。

この３期をどれだけすばらしくすごせるかが大事、と語られていました。

それを夢追い塾はお手伝いしたいというのが狙いです。


■夢追い塾は濃い！（立石さん談）

スタートしてみて、夢追い塾の塾生は、５０歳から６８歳まで、現役の大学教授、社長、議員という、なかなか多士済々で濃いメンバーです。

ちなみに男８：女２。

自分の満足だけでなく、社会に貢献していきたいという思いが強い方々なのが特徴です。

塾の内容も、夢、自分探しの１部と、ＮＰＯや起業の勉強の２部からなり、濃いものです。





■エコと夢追い塾と繋がっていきたい！（立石さん談）

立石さんのエコライフは、マイバックとカンパスシールです。

昔は、環境というと公害克服で自分の手の届くものじゃないという感じでしたが、最近、里山を考える会等にも触れ、マイバックをやりだしてみると、自分でもできるんだと思うようになりました。

昨日の筑紫哲也さんの講演でも、筑紫さんは、時々スローライフするため、気分の切り替えに和服を着るそうです。

私も、エコライフは生活スタイル、スローライフと考えてます。


■感想

筑紫哲也氏の新刊「スローライフ」の中で、

道徳なき経済は罪悪である、

経済なき道徳は夢物語である。ということを二宮尊徳が言ったそうです。


それを応用すると、

環境なき経済は罪悪である。

経済なき環境は夢物語である。と語っています。

バランスよく繋がっていければと思います。


（コメンテーター　里山を考える会　関　）