カテゴリ:環境活動
◆パート1 出演者:もったいない総研委員 八頭司 昇さん テーマ:ラジオもったいない塾 第5回 (写真左 金丸 右 八頭司さん) 「ラジオもったいない塾」はやくも第5回の放送を迎えた今回は、もったいない総研・北九州市で企画されている夏のエコ企画・イベントをメインに放送されました。 【もったいない作文コンクール】 もったいない総研では、今年から市内小・中学校のモデル指定21校を対象にもったいない作文コンクールを始めました。 企画担当の八頭司さんはこの作文に取り組むことが、環境問題を考えるきっかけになるだけでなく、親子間のコミュニケーションの題材の一つになれればと話されていました。 現在、学校では環境に関する授業が定期的に行われており、大人よりも子供のほうが環境に詳しいケースもめずらしくないようです。 作文に取り組む子供たちが、わからないことや気になったことを親や大人に質問することで、彼らも一緒に考えたり、問題に意識を向けて作文を一緒に作り上げてほしいということもこのコンクールの願いのようです。 【無法松フェスタ2008】 放送と同日に若松区グリーンパークでは、若手ミュージシャンのライブを交えた環境フェスタが行われました。 音楽を通して、環境問題に取り組んでいこうというこの企画。 175RやRUAなど人気のあるアーティストも参加され、大成功に終わったようです。 【北九州が環境モデル都市に認定!】 北九州市が7月22日、国から『環境モデル都市』に選ばれました。 『環境モデル都市』は、世界の先例となる低炭素社会への転換を進め、国際社会を先導していくという方針に基づく、先駆的な取り組みにチャレンジする都市です。 日本初の試みとして、全国八十二の都市や地域が応募する中、本市は六都市の一つに認定されました。(8月15日市政だよりより) 環境モデル都市に認定されたことに並行して、9月1日から『小型電子機器』・『天ぷら油』のリサイクル回収実験が開始されます。 小型電子機器に使用されているレアメタルと呼ばれる希少金属の再利用、天ぷら油はバイオディーゼル燃料に再生されます。 回収先はスーパーやホームセンターとなります。(詳しくは8月15日発行の市政だよりをご覧になるか、または環境局にお問い合わせください。) ゲストの八頭司さんが知り合いの誘いから、もったいない総研に参加することになり、それまで特に環境にあまりなじみがなかったそうです。 ある時八頭司さんは、子供たちにしつけをしようと発したなにげない言葉が「もったいない」という言葉でした。 もったいないという言葉は節約の意味が強いイメージがもたれやすいですが、本当は「もの・ことを大切にする」ために使っているのだとそのとき感じたそうです。 身近なものを一つ一つ丁寧に大切にする、そうした意識が環境問題につながっていくことを実感できるようになったそうです。 八頭司さんは生花店を営んでおり、生花の集荷ルートに無駄がとても多いと話されていました。福岡県は生花の使用量が全国でも上位だそうです。そのため、福岡県の生花を多く確保し、生産者の利益を上げるため、発送先を他県にするなどしているそうです。 利益を出すことも大事だが、そのために不要なエネルギーをだしていることに八頭司さんは問題を指摘していました。 私たちにできる環境問題につながる身近な取り組み。 家庭生活での消費電力の見直しが上げられます。生活していく上で、実感できるから見直そうという気持ちになります。 私たちの生活から見えないところでも環境問題を考えていく必要性があるということに、なかなか気づく機会はありません。 知らないから仕方がない、ではなく、自主的に知る努力をする。生活に必要なものはどこかで生産され、どこからか配送されてくる。 そうしたつながりを考えると、無関係ではないということを実感できます。 意識を広げていく努力していく時期にきているのだと改めて感じる一時間でした。 (ナビゲーター 千恵) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月01日 19時22分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[環境活動] カテゴリの最新記事
|
|