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2008年09月07日
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カテゴリ:子育て・教育
ガイアの風 9月7日パート2

出演者:曽根東小学校校長 芳野 充さん

テーマ:地域を愛し誇れる子供を育てたい

(写真左 吉岡   右 芳野校長)        



【曽根干潟クリーン作戦のはじまり】

 16年前に曽根干潟で、釣り針にひっかかった一羽の小鳥を曽根東小学校の子供達が助けました。

「きれいにすることで干潟に住む生きものを守れるんじゃないか」その時の、子供達の想いがクリーン作戦の出発点となりました。

子供達が自主的に始めたこの活動は、現在、PTA・地域自治会・漁協・保育園・市の環境局・JRの駅員など多くの団体の協力を得て進められるようになりました。

そして、全国的な評価を得るようになり、「環境日記コンクール<環境大臣賞>」といった、様々な賞を受賞するまでになりました。



【自然に親しむ取り組み】

 曽根東小学校で恒例の「どろんこ集会」。

いわゆるガタリンピックのようなもので、干潟で綱引き、リレー、ソリを使った人間パチンコなど、泥まみれになるイベントです。

泥まみれになって自然と親しむ。干潟って愉しいところだなと感じることで、自然を守ろうという気持ちにつなっがっていくそうです。

この日は、先生も大はしゃぎされるそうで、学校全体が一体感となる一日だそうです。


 曽根干潟では、6月から7月にかけて満ち潮の昼間にカブトガニを観察することができます。

また国際色豊かな多くの水鳥が、オーストラリア・ロシア・中国などからやってきます。

自然というものは国境がない、地域に留まって守るものではなく、地球全体を見ていかなければならないという子供達の学びの場になっています。


 現在、曽根東小学校は学校エコ改修に指定されています。全国16校のうち、九州は曽根東小学校のみです。

電力に頼らないで夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことのできる、省エネ化校舎にすることが目的です。

例えば、夏はひさしを出して直射日光を防ぐ。床はコンクリートを使用せず木材にする、壁と壁の間に発砲スチロールを挟み、校舎全体を包む。

こうすることで断熱効果を生み出すそうです。


【曽根小学校を卒業した子供たち】

 曽根干潟と共に生活してきた6年間。卒業した子供達は、中学やその後の将来にとても影響を受けているようです。

中学でも環境に取り組む子供達、大学で曽根干潟を卒業論文のテーマにしたいと大学仲間を連れて戻ってくる子供達。

地域を愛し地域を誇れる子供に育ってくれたんだなと卒業していった子供達に感じるそうです。

曽根干潟の16年間の取り組みは、自分達のやってきたことが客観的に評価され、これから子供達が生きていく上での大きなエネルギーになるのではと芳野校長先生は感じているそうです。



【感想】

 曽根東小学校のホームページを見て「子供をぜひ通わせたい」と県外からはるばる引っ越してくる方もいるそうです。

全国から大きな評価を受け、魅力的に映る公立小学校はなかなかないと思います。

よく見せようとしているのではなく、みんなで自然を守ろう、自然とのふれあいを楽しもう、そうした素直な熱意が、人々をひきつけるのだと思いました。


(ネビゲーター 千恵)






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最終更新日  2008年09月26日 20時42分52秒
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