カテゴリ:芸術と文化
出演者:ガイアシンフォニー6番出演 音霊奏者 奈良裕之(ゆうじ)さん テーマ:虚空の音 ●奈良裕之さんプロフィール 94年より世界の民族楽器による即興演奏を始める。 ライフワークとして、多くの福祉施設・教育施設・病院などで演奏し、人々と深く交流している。 舞踏・詩・絵画・写真などとのコラボレーションや、アイヌ詩曲舞踊団「モシリ」との共演にて、日本列島スピリットツアーや、インドネシアでも演奏している。 2006年4月公開の『ガイアシンフォニ-第6番』の「虚空の音」の章に出演。 また日本各地や海外においても、神社・寺・教会・遺跡などで奉納演奏を数多く行う。 人の奥深く眠る本質に伝え響く音楽を奏でる。 奈良裕之さんのサイト http://www.narayuji.com/ http://www.shigemi.ne.jp/gaia/sub3.htm http://spysee.jp/%E5%A5%88%E8%89%AF%E8%A3%95%E4%B9%8B ガイアシンフォニー6番 http://www.gaiasymphony.com/co_guide6.html ●40歳で突然、この道に 奈良さんは、28歳くらいからインドの瞑想を始める。 音楽、イベントのプロデュースなどをやっていたが、自分は40歳で変わるという予感を明確にもっていた。 そして40歳になるとき、民族楽器で一人で演奏するということが降りてきた。 練習も何もする期間もおかず、その翌月から演奏会を開始。 アドリブであるが、今もそのスタイルは変わらない。 ●ガイアシンフォニー6番に出演 映画ガイアシンフォニーのことを知ったとき、ピンときて、早速、この上映会を地元北海道で行った。 そのご縁で、3番に出演したネイティブのボブ・サムと共演することができた。 それを聞いていた、ガイアシンフォニーの龍村監督が、奈良さんの音を映画に出したいと言うようになり、音がテーマの6番に出演することになった。 ●ニューヨークで鎮魂の奉納演奏 演奏旅行で世界を巡って、思い出深いのは、2004年にニューヨークのテロのあった、ツインタワービルの跡地での奉納演奏。 アメリカ全体に、まだこころの傷が感じられた。 現場はまだ焦げ跡や、焼けた臭いが残っていた。 追悼の思いを込めて演奏し、多くの聴衆が喜んでくれた。 ●今回の九州奉納演奏の旅 今回は、この日の北九州を皮切りに、1週間ほどで、九州を奉納演奏して巡る。 今日は、昼、宗像大社、光岡八幡に、奉納演奏をした。 九州は神話の国であり、大陸からの玄関口で日本の歴史の基もある。 神々の足跡を巡る気持ちで回る。 昔の人は、毎朝、毎日、折々に、神に感謝し、お参りし、お祈りしていた。 資本主義の世界になっても、このDNAが日本人にはある。 ●奈良さんからのメッセージ 神社に行くと、意外に若いひとたちがお参りに来ているのを目にする。 若い人たちが、素直に手を合わせるこころがあることが、とても明るく、うれしいことだと思う。 日々の中で、瞑想でも、気功でも、祈りでもいいから、安らぐ時間をつくること。 鍛えるより、安らぐことが大事。 原点の戻る、リセットできればと思います。 ●吉岡感想 龍村監督のこの言葉そのものでした。 また、若い日本人のDNAに、こころから期待したい。 「奈良さんの音霊は私たちを、その楽器を生み出したそれぞれの自然の中の神々に一気に出会わせてくれる。生命は音であり、音は神であることをわからせてくれる」 ガイアシンフォニー監督 龍村 仁 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月05日 18時51分25秒
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