カテゴリ:健康と医療
出演者:エクレクティック・インスティテュート社(Eclectic Institute Inc.) のメディカルハーブサプライヤーであります、 ニードインターナショナルジャパン([need] International Japan Inc.)、 代表取締役 杉山晴彦さん テーマ:セルフメディケーションのためのハーブ 杉山さんがメディカルハーブに出会ったのは、かれこれ15、6年前。 まだ、医薬品製造販売会社に勤めていた時代で、出張先のドイツで風邪をこじらせ、持っていった抗生剤が全然効かなかった時に相手方の製薬会社の方が持って来てくれた、エキナセアという植物でした。 初めはびっくりして抗生剤で治らないのが何でハーブなんだと思いつつ、“エキナセア”というアメリカン・インディアンの知恵で有名な薬草を飲んだのが最初の出会いだそうです。 翌日に風邪がスパッと治っていたことに愕然として、アロパシー(逆療法/対症療法)の世界からナチュロパシーの世界へと足を踏み入れた方です。 ハーブの認識が180度変わった体験だったそうです。 それまでは、杉山さんは、生薬を多用するドイツのお薬のシーンは、ちょっと古めかしく感じ、医薬品業界でリードしている国で、伝統を大切にしているんだなあという程度で思っていました。 この経験から、これだけ切れ味がよくて即効性があるのであれば、これをお薬で使っていっていいのではないか? なぜ日本では、お薬で使えないにか?逆に疑問に感じ、選択枝がない日本の事情に不満感じてきて、ハーブを解禁する為の運動等に情熱を燃やしました。 “昨年やっと、厚生労働省の方で、ハーブの方がOTC医薬品として承認制度が制定されましたのでこれからは、いろんなメーカーからお薬としてのハーブが日本で発売されていくのではないかと思われます。 やっと環境が整ってきました”。とのコメント。 ドイツでは、ちゃんとした、承認制度をもっていて、医療保険も適用されるような製品もたくさんある、医療機関のほうでも積極的に生薬を使っていっているそうです。 日本では、ハーブは、食品として扱われていますが、世界的には、医薬品として取扱われている地域が圧倒的に多いということです。 ハーブの特徴の一つとして、現状の医療シーンの疾病で、なかなか治療しにくいものにも有効なものがあり、偏頭痛、緑内障などの場合、フューバーフューやアイブライトなど。 家庭の薬箱にハーブを用意しておいて気軽に利用する、日本の背景から胃腸系だったら、カレンドュラを、感冒だったらエキナセア、エルダーフラワーなど。 他に常備しておきたいハーブは、カモミール、リコリス、ネトルなどあります。 (世界各国で一般的に使用されるハーブをご紹介しています。→http:// www.need-int.jp/herb/herb/index.htm) 6/13,14日とトラークルハウスにて行われた、メディカルハーブ講習会、意識の高い、お母さんたちなど多数いらっしゃいました。 ドラックリスクの高い化学製剤は、出来るだけ使いたくない方が多く、いかに自然治癒力を高めつつ、家族や子どもたちを守っていけばいいのか真剣に受講されていました。 子どもたちには、くすり(化学製剤)は、無料で手軽です。 しかし、感覚は、鈍り、大切な感受性が衰えます。 ますます過酷になる太陽光線のもとでも私たちの健康は保ちにくい状況となっています。自然環境が私たちに与える影響は多大であり、ますます人間の自己免疫力は低下してゆきやすい傾向にあります。 日常的な養生だけでは追いつかないという状況です。複雑化している私たちの病の本質を見つめることなくして健康は獲得出来ません。 経済が困難な状況になるとストレスが蔓延し、大人だけではなく小さな存在にもしわ寄せがきはじめます。 人はいつも健康であることはできません。本当の健康を獲得するために、病になることの意味を経験するのも決して悪くはないでしょう。 病がもたらすものは、苦痛だけではなく知恵や学びの経験もあります。 植物、鉱物などの自然の力はいつの時代も親和的な治癒力で働きかけ、ときに私たちの癒える力を揺さぶってくれます。 治癒のメカニズムが働き始めるとこれまで聞こえなかったより賢い身体と心の声も聞こえてきます。 慢性病といわれる病の原因となるものはじつに私たちの生きてきたあり方と結びついています。 自然の力を駆使しても治すのは自分自身です。 メディカルハーブは、治癒へのスイッチを入れてくれれる、簡単な一つの方法になり得ます。 「世界には常に知恵が存在しています。 知恵は頂点にいたると、すべてを包括する愛になります。 知恵は愛の母なのです。 知恵に満ちた精神は、偉大な治療家です。」 ルドルフ・シュタイナー 杉山さんのこれからのご活躍を期待致します。 ありがとうございました。 ●杉山さんのプロフィール 杉山晴彦 1952年生まれ 75年日本大学芸術学部写真学科卒 CMカメラマン、映画製作会社主催を経て 92年医薬品製造販売会社に勤務 ニードインターナショナルジャパン代表 薬用ハーブの素晴らしさを広く人々に伝える為、全国でセミナーを開催して活躍している ニードインターナショナルジャパン([need] International Japan Inc.) →http://www.need-int.jp/ 「緑の薬箱」家庭でできるハーブ療法→http://www.trakl.net/ midorinokusuribaqko.html (コーディネーター トラークル 藤原美弥子) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TRAKL Haus(トラークルハウス / 植物・ハーブ・シュタイナー関連) http://www.trakl.net オーガニックライフの提案 mail to: haus@trakl.net blog→http://trakl.exblog.jp/ 〒802-0971 福岡県北九州市小倉南区守恒本町1-3-21 1f TEL&FAX 093.963.1417 美容サロンTEL &FAX 093.963.1096 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月28日 18時40分46秒
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