カテゴリ:精神世界
出演者:北九州オイリュトミーの会 藤原 康、 藤原 弥百紗(みもざ) テーマ:オイリュトミー公演、天鼓プロジェクトに向けて、パート1 来る11月23日(月・祝)に男女共同参画センター「ムーブ」にて開催される、オイリュトミー公演「天鼓」に向けて、主催者である、北九州オイリュトミーの会の藤原 康さん、藤原弥百紗(みもざ)ちゃんをお招きしました。実はコーディネーターである私の夫と愛娘です。よろしくお願いします。 この公演は、北九州市の文化振興基金奨励事業にも指定され、北九州市の教育委員会の後援を受け開催されます。 公演の内容。2部構成で1部がこども向け、グリム童話の「かえるの王さま」ロシア民話『大きなかぶ』ではメルヒェンの世界に親しんでもらい、お話のなかにひそむ自然界の働き、人間の叡智などオイリュトミーを通してこども達の感性に働きかけ、こども自身の創造する力を豊かにしていくことができればと。 2部が大人向けの公演、『天鼓』という日本伝統音楽である能の題材及びヴァイオリン ソナタをオイリュトミー芸術によって新しく表現、人間と自然界の交流によって織り成されるファンタジーあふれる『天鼓』を、オイリュトミー作品として再構成。 この作品のために、名古屋在住の作曲家 麓洋介氏に音楽を依嘱し、楽器は、締め太鼓、ヴァィオリン、ピアノによって演奏。物語はR.シュタイナーの言語造形法を学んだ朗唱家により語られ、照明は特にオイリュトミー公演の照明で定評のある飯森貴夫氏。 11人のオイリュトミーアンサンブルによる動きと、言葉と音楽、そして照明による総合舞台芸術です。照明の仕込みに6時間以上も費やすとても大掛かりな舞台です。 オイリュトミーとは、日本語では、「いいリズム」といいます。 約100年程前にR.シュタイナーが創出した人間芸術。 世界の約1000校あるシュタイナー学校では、必修科目です。 種類は、芸術、治癒、教育オイリュトミーがあります。 オイリュトミーは、現在ぶつ切りになっているものを正しく構築しなおしてくれるものです。 現在の教育システムでは、どうしても感受性が麻痺する傾向があり、記憶力重視で、自分の内側を感じる力が弱くなる。そうすると自我が育ちにくく、自分自身をとうやって表現していいのか判らなくなる。 そう云う時にオイリュトミーを取り入れると霊・魂・体をバランスよく整えてくれるものだと思 う。 オイリュトミーは、1人ではあまり行わず、人間を感じて、全体でフォルムを動き、構築していく関係性のワークになる。人の動きを感じて幾何学を自分の足(意志)で作る、動く、社会芸術でもあるのです。 本格的な照明が入るオイリュトミー公演は、九州では7年ぶりです。北九州では、初めてだと云う事。 今回の照明では、ゲーテの色彩論が素晴らしく生かされており、物語の奥底にある本質的な色彩が素晴らしく表現される予定です。 今から約10年ぐらい前の1999年にスイスにあるシュタイナーの共同体がある村、ドルナッハを訪れました。 そこにはゲーテ色彩研究所もあり、プリズムなど光、色彩を生き生きと感じとれる道具が、おいてあった事が思い出されました。その旅でシュタイナーに感銘をうけて、翌年にオイリュトミストの方を紹介してもらっいました。北九州オイリュトミーの会の発足です。 その方が今回の公演の発起人のひとりである、田原眞樹子さん。最初のきっかけは福岡のオイリュトミストたちの間で何かをやりたいね、ということで、福岡を代表するオイリュトミスト、田原さんと名古屋の影島さんとの間でもそのような話があり、それで実現したのが、オイリュトミー公演「天鼓」です。 今回の公演の見所の一つとして、ベートーヴェン作曲 ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24「春」(ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノのためのソナタの中で、特にあかるく幸福感に満ちた美し旋律を持つ曲として、第9番とともに有名です)1楽章から4楽章までの全楽章をオイリュトミスト達が、トリオ・デュオ・カルテット・クィンテット等の編成形態をとりながら、群舞します。 関係性のおもしろさを目に見えるうた、響きとして感じてもらえるといいと思います。 オイリュトミーは、魂の内的な表現を身体を通して、具現化しようとするこころみです。 オイリュトミーは、身体そのものを鑑賞するのではなく、人智学でいう、エーテル体=生命体(気の流れ)をみます。 エーテル体は人間の周囲にほとばしり出ているはず。 今回の公演にて、色彩、言霊、音楽によって増幅された、総合芸術、オイリュトミーを感じ切り、忘れ去られている宇宙との繋がりをもう一度、構築し直すいい機会になればと思います。 又、会場ロビーでは、こころとからだをつなぐ芸術・教育・自然療法のフェアをパネルなどを交え開催します。 key word は、6つで、 芸術 ART 人間はみずからの力、霊感によって自身に活力を与え、治癒することができるという観点から。 オイリュトミーはシュタイナー独自の人間芸術』です。 教 育 EDUCATION 『自由への教育』、現在世界で1000校以上のシュタイナー学校があり、こどもの成長に即して、ふさわしい時期にふさわしく育つように配慮されています。 療 法 MEDICAL TREATMENT 自然な“ホメオパシー゛薬品、オイリュトミーや音楽を組み合わせた独自の治癒プログラム、さまざまな芸術療法を展開し、病気を通じて自然に人間の生とは何なのかという観点に立ち返るために。 農 学 AGRICULTURE バイオ・ダイナミック農業にはシュタイナー思想の自然観、宇宙観が濃縮されている。 全ヨーロッパで信頼される.ブランド(デメター)として広く供給されています。 治 癒 教 育 RECOVERY EDUCATION 『教育の中の教育』と呼んだ障害を持つ子供たちの治癒教育は、心と身体を癒すさまざまな療法とともに、シュタイナー教育の原動力として静かに豊かに発展しています。 それと、R.シュタイナーが、残した功績(社会実践)をご紹介します。 次回、10月11日(日)の「オイリュトミー公演、天鼓プロジェクトに向けて、パート2」では、出演者の方から、オイリュトミストで現在、北九州オイリュトミーの会の講師でもある、藤原馨さんからお話を伺う予定です。 詳細はこちらを http://www.trakl.net/tenko1.html (コーディネーター オフィストラークル 藤原 美弥子) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TRAKL Haus(トラークルハウス / 植物・ハーブ・シュタイナー関連) http://www.trakl.net オーガニックライフの提案 mail to: haus@trakl.net blog→http://trakl.exblog.jp/ 〒802 0971 福岡県北九州市小倉南区守恒本町1ー21 1f TEL&FAX 093.963.1417 美容サロンTEL FAX 093.963.1096 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月01日 20時53分49秒
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