カテゴリ:住まいと暮らし
出演者: エコワークス株式会社 代表取締役社長 小山貴史さん テーマ: ロハスな暮らし・・・ハイブリットエコハウス ●エコワークス株式会社 エコワークスでは、住まいづくりは、“暮らしづくり”であり、“生き方づくり”でもあるという考えのもと、創業以来、健康や持続可能な地球環境に配慮しながら心豊かに暮らすという LOHAS(ロハス)というライフスタイル(Lifestyles of Health and Sustainability)を提案してきました。 地球温暖化問題は人類の存続を左右しかねない最重要課題であることが科学的知見により明らかになり、家庭での省エネは喫緊の課題となっています。日本は二酸化炭素等の温暖化ガスの排出2050年に80%削減することを目標としており、それに向けて、家庭においても 化石エネルギーにできるだけ頼らない暮らしが求められています。 エコワークスの住まいは、自然素材でつくる、自然エネルギーで暮らす、をテーマに提案いたします。自然素材を使い健康にやさしく癒しの空間をつくり、自然エネルギーの利用で省エネで快適で心豊かに暮らせる住まいをつくります。 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)に携わった15人の日本人科学者がまとめた「科学者からの国民への緊急メッセージ」ではこう締めくくられているのが小山社長の心に強く残っています。 『世界に先駆け「低炭素社会の実現」という目標を共有し、私たち国民ひとりひとりが、自分の生活を見直し、温室効果ガスの低減のために何ができるか考え行動することを改めて呼びかけたい。今、行動を開始すれば、子どもたちと人類の未来を守ることができる。』 小山社長は、今40歳代ですが、孫の世代は2100年をまたぎ22世紀に生きることになります。人が生存できる地球環境であり続けるために、私たちも日々の暮らしの中で出来ることから一つずつ心がけたいと熱く語ります。 エコワークスという社名には、直訳の通り「環境活動」を通じて社会に貢献することを企業の社会的責任として目指したいという想いが込められており、住まいづくりの担い手の立場から低炭素社会の実現の一隅を照らせるよう真剣に精励する会社を目指します。 HP http://www.eco-works.jp/index.html ●ハイブリッドエコハウス 福岡県大野城市 総合住宅展示場にて、『ハイブリッドエコハウス』のモデルハウスが一般公開されています。 このモデルハウスでは、自然素材で作られた家に自然エネルギーを複合的(ハイブリッド)に組み合わせ、優れた省エネ性を実現しています。 屋根には、太陽光パネル、小型風力発電を設置し、照明は消費電力が少ない発行ダイオードを採用。夏には地冷熱を利用し、床下にひんやりした空気を送るしくみなどもあります。 ●たくさんのマスコミに取り上げられています 一般のお客様が自由に見る事ができるエコハウスとしては日本で初めてということで、注目されており、NHK 『おはよう日本』 西日本新聞、毎日新聞などに取上げていただいています。 環境技術のパビリオン的な感じで、お客様に見ていただいているので、様々な問い合わせがあります。 その中には、新築やリフォームする際の相談として、風力発電技術や、その他エコ技術の金額など、太陽光発電、OMソーラーなどの問合せが多く、環境に対する意識が高まっているのを、感じられるそうです。 ●なぜ、特別にエコハウスに取り組んでいるのか 小山社長は、以前から仕事を通じて環境に貢献したいという思いがあり、IPCCにも、とても興味がありましたが、偶然、安田講堂に立ち寄ったおりに、そのシンポジウムが開かれており、そのときに強く感銘を受けて、方向性が決まったそうです。 そして、全国のたくさんのエコハウスを見て回り、実際にご予算次第で採用できるものを集めて今回モデルハウスにしました。 ※ IPCCとは… 《 Intergovernmental Panel on Climate Change 》気候変動に関する政府間パネル。 人間の活動の拡大によって起こった大気の循環の変化が、気候・食糧・エネルギー・水資源などに重大な影響を及ぼしている という共通認識のもとに、各国政府が集まり国際的な取り組みを検討する会議。 ユネップ(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)が呼びかけ、約80か国の政府関係者と科学者が参加し、1988年に設置。90年に最初の報告書をまとめた。 ●ご本人や会社でのエコな取り組み 小山社長はご本人もハイブリットカーを使用しています。 また、社員は全員、『エコ検定』を受けて、それに合格しないと、正社員になれないそうです。 ある社員様は、奥様と子供さんと、ご家族みんなでエコ検定に挑み、みなさん合格されたということもあり、会社の取り組みの中で、少しずつそういうエコに対する意識が広がっていくのが、嬉しいそうです。 ちなみに、エコワークスのHPには、一番下に【eco検定の試験対策】というボタンがあります。 エコ検定を受ける方は、是非ご覧になってみてください。 ●野口健さん(アルピニスト)との対談 今年8月、福岡店で、エコハウスのことを知ってもらう企画があり、「子供達と地球環境のためにできること」というテーマで、野口健さんとの対談が実現しました。 実は、去年8月に家族で、富士山登山をしていた時、子供達に「野口健さんという方がいて富士山の清掃登山活動をしているから綺麗なんだよ」とお話していたら、偶然8合目で野口環境学校を引率していた野口さんに、お会いしました。 金剛棒にサインをいただき、お話をされたという御縁で、本当は年内スケジュールが一杯だったのにも関わらず、特別に対談を受けてくださいました。 人から何を言われようと、未来のためにできることをするという強い思いに感銘を受けたのでした。 ●エコに特化する強い思い エコについての情報を発信することで、エコに興味を持つ方がひとりでもふたりでも増えることを望んでいます。 国からの補助金なども提案してくれるます。 ●今後の目標 どのような住まい作りを考えているか お客様にエコ技術に興味を持っていただいて、エコハウスを一つ一つ増やしていきたい。 2050年には、家庭からの二酸化炭素排出量はほぼゼロになるというシナリオを、国がたてています。 そういう未来社会の提案をしてゆきたいと考えているそうです。 最前線にいるゆえの、試行錯誤しながら新しいものを開拓しているトップランナーです。 ●最後に 母体企業は新産住拓ということで、「住宅」ではなく、「住拓」。 お客様のためになることであれば、会社として率先して取り組んでいくという精神が、流れています。 過去、シックハウス対策なども、全国に先駆けて行いました。 住まい作りを考えられるときは是非、大野城住宅展示場にエコハウスを見にこられてください。 ●アンジェラ感想 小山さんの仕事を通じて地球環境に貢献するという強い思いを感じました。 まず、自分から、そして自分の会社から… なかなか、できないことだと思います。 エコハウスを、是非拝見してみたいと思いました。 ありがとうございました。 (コーディネーター セラピスト アンジェラ) HP http://www1.ocn.ne.jp/~angelahp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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