カテゴリ:環境活動
出演者:リビング北九州のエコ部部長 石米 温代(いしよね はるよ)さん 食育部 部長 菰方 直子(こもかた なおこ)さん テーマ:広がる広がるエコと食育の輪 ●エコ部 北九州にお住まいの方のポスト(一部の地域)に入っている「リビング北九州」というフリーペーパーの企画より「エコ部」は誕生しました。 人数は既婚者独身者を含めた15人ぐらいのメンバーで、活動時期は平成21年4月から平成22年3月の1年間で8回くらい集まって話し合ったり活動したりしたそうです。 エコ部の皆さんは手作りの石鹸づくりを体験、ダンボールコンポスト作り、エコタウンの見学、エコナプキンづくりなどいろいろ体験しました。 その内容はリビング北九州の紙面で紹介されていたのを読んだ方も多いのではないでしょうか? 石米さんはその後、自宅でダンボールコンポスト作りに挑戦したそうです。 どんどん日がたつにつれ、土があたたかくなり微生物が生きていることを感じ、またゴミが肥料になるところを子どもにみせることができたし、その子どもは意識も変わってきたそうですよ。 また石米さんはエコナプキンの作り方をエコ部のみなさんに教えました。 その内容はリビング北九州2010年3月13日号に掲載されていました。 エコナプキンは無漂白のネル生地を自然素材のたまねぎの皮とビワの葉で染めます。 ・ 黄色・・・たまねぎの皮(ミョウバンでの媒染) ・ 萌黄色・・・たまねぎの皮(鉄・食用酢での媒染) ・ ピンク・・・ビワの葉←かなり効能がありそうです! エコナプキンは布ナプキンです。 エコナプキンに変えてから石米さんは生理痛がなくなったそうです。 トイレからはオムツ入れがなくなり、ゴミも減り、まさしくエコ! また洗濯物をたたむときに男の子が「これ何?」とたずねたそうです。 生理の話をできたし、男の子はそのエコナプキンをやさしくたたんでくれたとのこと。 家庭の中で自然や人間の神秘をさらりと教えることができるのはとてもいいことですよね。 それから、小学校での生理の話には残念ながら、まだエコナプキンの選択肢はないそうです。 今の小学生は大人よりエコに敏感です。 エコナプキンも素直にうけいれてくれると思います。 それからリアルな話ですが、昔の女性は生理時期は筋肉によって流れをとめていてトイレのときにだしていたそうです。 今の人たちはその筋肉がおとろえているからとめどもなく流れるとか。 確かに今のような高性能のナプキンはありませんよね。 そのあたりの昔話をもっと誰かに聞きたいところです。 石米さんはどんどんエコナプキンを広めたいと話されました。 又野自身も軽いときだけ他の布ナプキンを使っていますが、是非石米さんおすすめのこのネルのナプキンを使ってみたいです。 自分で作るからこそ素材の安全性もわかるし、愛着も倍増するかもしれませんね。 ●食育部 「食育部」もエコ部と同じ期間活動していました。 「エコ部」とは接点があるため、両方にかけもちで活動されていた方もいたそうです。 北九州エコライフステージ実行委員会からの要望から発足したとも言われました。 食育部の皆さんは北九州エコライフステージよりご紹介されたところに取材に行きました。 菰方さんは海を取材しました。 現地の人が現地の食材を使った料理をしていただきました。 その料理はとてもシンプル。 けれども素材がいいから、シンプルだからこその素材のうまみがでておいしかったそうです。 菰方さんは自宅でもその料理をしてみましたが、やはりおいしかったそうです。 素材のよさは料理人にかかわらずおいしい料理になる!とも確信されたようです。 北九州市は環境首都として食の地産地消に対して頑張っています。 フードマイレージの件もありますが、この土地に生きている私たちはこの土地に生きている生き物を食べさせていただくことが一番体にいいと思いませんか? 同じ気候で同じ大地の上に立ち、同じ空気を吸って「生きている」のはお互いこの地が自分に合っていることだと思います。 できるだけ野菜はまるごと食べるようにしよう!旬をいただこう!とも話されました。 皮を捨てずに新たな料理の一品に変身してもらうのとゴミがすくなることも利点ですよね。 また、食育部の活動の中では箸講座とテーブルコーディネートもありました。 食育部の中に箸の礼儀作法を教えてくれる先生がいて箸のNGの使い方などを教えてくれたそうです。 テーブルコーディネートは菰方さんがメインで教えあったそうです。 食に通ずる文化の学びも食育には必要ですよね。 北九州エコライフステージ2009 http://www.ecolife-stage.org/ 昨年の平成21年10月に開催された北九州エコライフステージ2009では「食育部」による食に携わる「つくり手」から学んだ地元の食の味わい方・思いをブースにて発表しました。 上記のページから食育部の取材内容「北九州あしたのごはん通信 ~あしたに伝える、北九州のごはん~」を見ることができます。(菰方さんは海編です) やはりエコ部も食育部に入った方々は同じ思いがある方ばかり。 お二人ともそれぞれの体験を聞いたり情報を交換したり自分の持っている能力を教えたりと楽しかったそうです。 いただいたご縁をこれからもつなげて輪を広げていきたいとお話されました。 ●又野感想 今回エコ部と食育部の方に出演していただくことになったのは、愛読しているリビング北九州で又野がエコ部と食育部の記事を見つけ、これはとてもいい!と思ったからです。 ガイアの風ではときにはかなり著名な方も出演いただいています。 しかし、私にとっては少し遠い気がするときがあるのが本音です。 同じ北九州市の女性達のエコや食育活動は私の心に染みました。 一時の流行りで終わらせたくないこの「エコ」と「食育」 家庭を支える!日本を支える!地球を支える!大人の考えて欲しい、実行して欲しい事柄です。 大人の行動を子どもは見ています。 子どもは大人と一緒に体験することでこの体験は「正しいもの」と確信し、さまざまなことを自然と身に付けていきます。 じゃあ、何が大事よ!?と力まず、楽しくエコや食育に対して向き合って欲しいです。 リビング北九州のスタッフの皆様には快くエコ部と食育部のご紹介をいただき誠にありがとうございました。 エコや食育についての輪がどんどん広がりますように♪ (コーディネーター 九州画材 又野弥生) URL http://www18.ocn.ne.jp/~q-gazai/ 1日ワンクリックの応援お願いします。 ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月15日 18時52分52秒
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