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カテゴリ:しろあり駆除予防編
一言で駆除と言っても、その対象を知らなくては、 正確な対処ができません。 今日の冒頭の写真は、県北のお屋敷です。 玄関脇の土台が食われています。 写真の黄色い丸印の箇所です。 このように、正面に正々堂々と蟻道ができるのは珍しく、 それだけで、何だか違う種類のシロアリではなかろうかと ワクワクするわけです。 で、 こうして調査器具を用いて、患部の痛んだ木材を そっと撤去すると、 肌寒い季節になったというのに、元気よく活動している シロアリさんが見られます。 下の写真の、印の所にいます。 ちょっと見ると、何だかいつも県南で遭遇するシロアリと 少し形状が異なるような気がします。 こうなると、もう気になって気になって・・・・ で、 会社に採集して持ち帰り、このように同定作業をします。 確信を持つまで、きちんと調査研究はしています。 その結果が、次の写真です。 この姿から、ヤマトシロアリであることが判るのです。 このお屋敷の床面積は120坪・・・・とにかく広い。 大部分のシロアリ駆除業者なら、全域に薬を入れて、 100万円ぐらいの施工料金を集金するでしょう。 私ですか? 床下も調査しましたが、患部はここだけのようです。 この患部を中心に、部分施工で凌ぎたいと思います。 出張費を入れて、数万円の工事です。 貧乏ヒマなし。 今日も東奔西走(自分で言うな!)の、一日でした。 明日も山のように調査と作業が入っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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