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カテゴリ:しろあり駆除予防編
質問されることがしばしばあります。 僕がこの仕事について机上の勉強を していた頃には、今よりはもう少し ハッキリと区別が有りましたが、 今では年中と答えることにしています。 冒頭の写真は、昭和40年代に建設された住宅の 床下での作業風景ですが、床下が土なので、 写真のように作業服がドロドロですし、 コマイを組んで壁を作っているので、 竹が格子のように見えています。 次の写真は、昭和50年代の住宅ですが、これも まだ土の床下で、湿気もあり作業服がドロドロです。 次の二枚は、最新の住宅です。 こうした住宅は、床下がコンクリートですから 土の床下よりも、被害が発生するまでの期間は 長いかもしれません。 (コンクリートだからシロアリがこない! ということはありません。) それでもシロアリ予防作業は、金融機関から 住宅建設の融資を受ける関係で行うことに なっています。火災保険などに入らされるのと よく似ています。(笑) また、新築の時には、こうした外周のラス地にも 薬剤を基準に合わせて施工します。(そういう基準があるので。) で、冬でも活発にシロアリが活動するのは どの住宅かと申しますと、やはり最新式の 高気密高断熱の住宅であると断言しておきます。 自然というものは、我々の想像を超えた力が有り、 人の知恵だけでは、到底太刀打ちできません。 シロアリ駆除業者の中に、「しろあり退治」という 表現をする会社が有りますが、退治などが安易にできる 昆虫ではありません。 退治するのではなく、自然との対話の中で その被害に対して最も適切な作業を行うことが 今は求められています。 信頼のおける製薬メーカーが研究したお薬で、 様々な公的な認定を取っている。 そして製薬メーカーも保証ができるような、 正確で丁寧な施工方法に準拠したやり方で、 施工してゆく姿勢が求められています。 そういう意味で、私は、シロアリについては 「被害が発生してから対応する。」というのも 一つの方法であると思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/11/25 07:05:52 PM
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