外資系経理マンのページ

民主党枝野さんの姿勢は評価できる

俺は護憲だけど、枝野さんの立憲民主主義のの姿勢は評価できる。 その点、安倍をはじめとした自民党は零点。憲法の本質を理解していないね。 情けない。

よかった論文

毎日新聞、保阪正康の今こそ昭和の記憶と記録を教訓に、はよかったな。 いまの改憲論に歴史の視点がない。 問題だな。

読売社説

「北朝鮮の核兵器開発や中国の軍事大国化による日本の安全保障環境の悪化や、イラク情勢など国際社会の不安定化に対し、現在の9条のままでは、万全の対応ができない」 そういう状況をつくったのは、アメリカではないか！結局、読売はアメリカのために改憲しろというのか！ 本末転倒も甚だしい。国民のための憲法論を提起できぬか。

日経社説をよんだ

　憲法改正支持が高まったといわれ、毎日、日経はその数５１％をこえたと報じている。　しかし、おれにはどうしてもわからぬ。時代の変化にあった中身（日経社説）というが、結局、国際貢献ならぬアメリカ貢献を憲法をかえてしろ、ということではないか。　そもそも時代にあうあわないは、だれが判断するのだ？時代にあわないと考えるのは政治であって、憲法理念に政治が違う状況になれば、政治にイエローカードを差し出せばいいだけの話。　それよりなにより、政治が憲法の指し示す理念とか考えを尊重してきたとはとても思えない。　いまこそ、日本国憲法の時代のような気がする。

大日本帝国憲法は1930年代におかしくなった

きのう書いた論座の対談。憲法学者の樋口さんが伊藤博文のことを書いている。伊藤博文は大日本帝国憲法の趣旨を1.君権を制限し、2.臣民の権利を保全することと述べている。そして、不幸だったのは1930年代の濫用であったと。憲法は、国民に対して進むべき道を示したのが憲法、ではないのだ。いま、自民、民主がめざしているのは、大日本帝国憲法以下ということか。

憲法遵守義務の首相が改憲をいい、野党が護憲を言う

ここまで首相が表立って改憲を言う事自体、異例だし、それをさせているマスコミも、どこかひいている。きょうは、朝日、読売、毎日、産経の各紙を買って読んでみようかな。

危機感

首相、憲法改正に強い決意…施行きょう６０年で談話　日本国憲法は３日、施行６０周年を迎えた。安倍首相は同日付で談話を発表し、憲法改正に向けた強い決意を表明した。首相が憲法記念日に談話を出すのは、施行５０周年当時の橋本首相以来２回目。　首相は談話で、我が国の社会は憲法制定時には想像もつかなかった変化に直面しており、「憲法を頂点とした、行政システム、国と地方の関係、外交・安全保障などについての基本的枠組みは、このような大きな変化についていけなくなっており、見直しが迫られている」→なんら具体的なところをあげていない。社会が変化というが、変化しているのは民主主義を壊そうとしている自民党の姿勢じゃないか？集団的自衛権という解釈改憲の極地を、私的諮問機関で、それも結論が見えたようなメンバーで構成し、そういう結論をだそうとする。国会をないがしろにする姿勢は許せないな。　それに社会がどう変化して、どこがどうなのかを具体的に示せよ、と言いたいね。百歩譲って社会の変化にあわなくなったとしても、それじゃあ、社会が変化したというのを時の政権がその都度判断していたら、そのたびごとに憲法改正となる。こんなもので政治の安定はのぞめない。　　やはり、憲法が国の政治を縛るものという立憲民衆主義の姿勢をこの首相のコメントから感じ取る事はできないね。と憲法改正の必要性を強調した。首相は「憲法の基本原則を不変の価値として継承しつつ、戦後レジームを原点にさかのぼって大胆に見直し、新しい日本の姿の実現に向けて憲法について議論を深めることは、新しい時代を切り開いていく精神へとつながる」とし、国民的な憲法改正論議の高まりに期待感を表明した。→基本的原則を不変とするなら、憲法をかえる必要はないのではないか。そのあとに戦後レジームの見直しと言っているが、極論をいえば、北朝鮮がレジームの見直しというなら民主主義化することで、よろこばしいが、民主主義国家とおもわれている日本がそれを言う事は、逆に基本原則を大幅に変更することを意味する。文脈のつながりが見えない。（2007年5月3日5時1分 読売新聞）

安保タダ乗り論は、アメリカのことだ

とかく日本のことを、ただ乗りと言われてきたが、これはアメリカのことではないか？日米安保のおかげで独立国の国内に基地を持ち、おまけにその国から基地の維持費まで出してもらっている。ただ乗りはよくないから、憲法改正して双務性というのは、これからしても論拠を失うな。

野党は、なんでもやって抵抗してほしい

数ではもう、かなわないのだ。国会審議ボイコット→税金泥棒のような言い方をするむきもあろうが、相手は巨大与党である。ボイコットも戦術のひとつだ。税金泥棒は、国民が焦って法律をつくらなくていい、と言っている国民投票法案を急ぐ与党こそ、俺は国民の意識から乖離した政策をおこなう税金泥棒だと思うね。国民投票法案、早期採決に反対…社民党幹事長　社民党の又市幹事長は２日、富山市内で記者会見し、憲法改正の手続きを定める国民投票法案の参院憲法調査特別委員会での審議について「公聴会や参考人質疑で国民の声をもっと聞くべきだ。与党が採決を強行してくるなら、関谷勝嗣委員長に対する問責決議案を出してでも戦っていく」と述べ、早期の採決に反対する考えを強調した。（2007年5月2日18時47分 読売新聞）

論座6月号　加藤周一×樋口陽一　対談はよかったなあ

そのなかでいまの第九条改憲潮流を樋口さんが分析している。二つの流れが、第九条を変えようという点だけでは一致して共同戦線を張っている。その一　日本は戦後、民主主義を十分身に付けてきた、だから、あらためて正式な軍隊を持っても、かつてのような悪いことはしない、それだけ成熟してきたんだという立場→民主党の若手に多いような気がするその二　かつて悪い事をやった覚えはないんだという立場こまったことに政権の中枢をしめるようになってきている。たしかに　その二が問題だと思う。しかし、加藤周一は両者を一刀両断。「憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」とある。つまり過去には政府の惨禍を起こしたということが前文に含まれているわけですが、それを認めたがらないわけでしょう。あの戦争で被害を被った国にとって最大の脅威は、北朝鮮が日本を攻撃することではなくて、日本がどこか東アジアで軍隊を動かすことです。その人たちをどうやったら説得することができるのか。　それは憲法に書き込んだだけではだめで、あらゆる努力をしないといけない。だけど政府は「もう悪い事をしない」というのを説得的にするための政策をとっていません」この論座。いまなら本屋でも図書館でも読めます。この対談は憲法の論点がみごとなまでに浮き彫りにしている。この対談、きのう今日で三回よんでしまった。また、読むか。

郵政総選挙の後遺症は大きい

選挙で与党が3分の２になったことが与党の横暴さに手をかしている。あれは郵政民営化か否かが争点だったんじゃないのか？おかしいよ。自民も、結局、自民にすり寄る公明党も。

腹立たしい

米軍基地再編を日本は支持。もう、いい加減にしてくれ。アメリカの尻拭いばっか。そのために憲法をかえる。もう、属国そのものではないか？まえにも書いたけど、日米安保の双務性を言うなら、米軍には日本から出て行ってもらえ！そして、憲法改正をいえ。独立国の国内に外国の軍隊が基地をもつ国が、同盟もへったくれもないだろう。いまのままなら、結局、憲法変えて自衛隊の米軍下請化としての性格を明確にするだけだ。

集団的自衛権についての前原前代表の行動

NHKのニュースを見ていたら、前原前代表が、額田前防衛庁長官といっしょに記者会見にでて、集団的自衛権の見直しを訴えていた。なかで言われていたのが、ミサイルがアメリカにむかうとき、それを撃ち落とすなんて言っていたが、そもそも、どこから発射されたミサイルを言っているのだろうか？北朝鮮？北朝鮮がアメリカにむけてミサイルを撃った場合、日本の上空は通らない。平らな地図でいくとまっすぐ上にむかい、北極圏を通ってアメリカに向かう。日本がそれを撃ち落とそうとしたら、基地を中国国内につくらないといけなくなる。記者会見で言っていた前提自体が崩れる。それにしても、前原前代表は、そんなに集団的自衛権をやりたいなら、自民党に入れてもらって安倍政権を支えていきなさい。そのほうが、なんぼかすっきりする。

いったい日本にとってアメリカってなんなんだろう

憲法がGHQによる押し付けだから自主憲法に変えるという。よくある論理。安倍もよく言う。でもさ、アメリカに押し付けられ、こんどは、アメリカの言うがままに自衛隊を動かすための憲法改正か。自衛隊が米軍の下請け軍隊になる、ということ、押し付け以上の屈辱ではないか。

ウヨクの七不思議

ウヨクは、中国を叩く韓国を叩く河野洋平を叩くカンサンジュを叩く南京大虐殺を叩くでも、アメリカはなぜか叩かない。従軍慰安婦問題でも、アメリカはたたかず、決議案を提出したマイクホンダの背後に、中国ロビーがいるとか、韓国ロビーがいると言って、マイクホンダを叩いて、アメリカは決して叩かない。憲法を押し付け、極東軍事裁判の判決を押し付けたのはアメリカなのに、なぜかアメリカに怒りがむかないのはなぜ？

そうか、教育改革を自民が言う理由がわかったぞ

こういう世論にさせず、自民に協力的な子どもをふやして憲法改正をしやすくするために、教育改革をするんだな。「９条は平和に貢献」７８％　朝日新聞世論調査2007年05月01日21時55分　３日で施行６０年を迎える日本国憲法。朝日新聞社の全国世論調査（電話）で、憲法第９条が日本の平和に「役立ってきた」と評価する人が７８％を占めた。憲法改正が「必要」と思う人は５８％にのぼるが、改正が必要な理由を聞くと「新しい権利や制度を盛り込む」が８割に達する。自衛隊を「自衛軍に変えるべきだ」は１８％にとどまり、自民党がめざしている改憲の方向と民意との開きが目につく。安倍政権のもとでの憲法改正に「賛成」は４０％、「反対」は４２％で二分された。　調査は４月１４、１５の両日、内閣支持率などと同時に実施した。　憲法改正を巡っては、自民党が０５年に、９条を改正して「自衛軍」を持つことなどを盛り込んだ「新憲法草案」を発表。安倍首相は「自分の政権での改憲」をめざし、７月の参院選で憲法問題を争点とする構えだ。　調査では、憲法改正が「必要」５８％に対し、「必要ない」は２７％。一方、９条を「変える方がよい」は３３％で、「変えない方がよい」の４９％を下回る。自衛隊の存在を憲法の中に書く必要が「ある」は５６％。しかし、「自衛隊を自衛軍に変える」ことへの支持は１８％で、「自衛隊のままでよい」が７０％にのぼった。９条を「変える方がよい」人でも、「自衛隊のままでよい」が５２％と過半数だった。　調査方法が異なるが、憲法改正について「必要」と思う人は昨年４月調査（面接）で５５％、０５年４月調査（同）で５６％。９条が日本の平和に果たした役割も、昨年４月調査で７４％の人が評価している。改憲志向と９条への評価が共存する民意の状況が続いている。　憲法改正が「必要」と答えた人に、その理由を三つの選択肢から選んでもらうと、８４％の人が「新しい権利や制度を盛り込む」を挙げた。「自分たちの手で新しい憲法を作りたい」は７％、「９条に問題がある」は６％で、改正の理由としては少ない。占領下で作られたという制定過程を問題にしたり、９条改正を強調したりする自民党の改憲論と、国民の意識の違いが目立つ。　憲法改正が「必要ない」理由では、「９条が変えられる恐れがある」が３９％で最も多く、次いで「国民に定着」３３％、「自由と権利を保障」２５％。改憲が必要と思う人とは対照的に、９条を強く意識する人が多い。　安倍政権のもとでの改憲について、「賛成」はすべての年代で３割台から４割台だった。憲法改正が「必要」という人では５９％が安倍政権の改憲に「賛成」だが、「反対」も２９％あった。　憲法改正が「重要な問題」と思う人は５７％。一方で、家庭や職場などで憲法の話をする人は、「よくある」「ときどきある」を合わせて３４％。３人に２人は「ほとんどない」か「全くない」と答えた。憲法を巡る国民論議が盛り上がっていない現実も浮かび上がる。

安倍は拉致問題解決の糸口をつかんでいるのか？

いまの安倍政権の姿勢をみると、犯人がろう城していて、人質を放そうとしない。だから、兵糧攻めして降参してくるのを待つか、強硬突破。いまはそのうち強硬突破を考えてるのかしらんと思えてくる。そして、援軍としてアメリカが後押し。そのために早く憲法九条を改正して...できれば核も持ちたい。そうなると、一つ一つの事象が線でつながるが、じゃあ、じゃ核の問題はどうなる？六者協議は、どういう役回り？？？？？？？わからんな、安倍の考えていることは。

三井不動産様

六本木のミッドタウンも大事な資産でしょう。でも、三信ビルは、歴史的資産です。なんとか保存の方向で考えていただけないでしょうか？一度なくしてしまうと、もう、復活はありません。

規制緩和は消費者のためになるのか？

きのう放送があったドキュメンタリーを見た。バス会社の規制緩和後のありようがうまく描かれていた。なかで、規制緩和で、安さと安全は両立できると言い張る経営者がでていたが、そうだろうか？結局、企業努力とは、末端のドライバーの手取りを少なくするだけではないか？規制緩和で、官のコントロールを外す。でも、いまの政権は別のいみで、日本という社会を縛り上げようとし、官僚組織の肥大化を招く一方ではないか？公務員改革という美名のもとに....その黒い部分は覆い隠す。中途半端の政策立案、理念は、結局、末端にひずみがでてくるような気がする。

四日の予定

国会の憲法６０周年の行事で、国会の見学ができる。3日、４日は衆議院。ふつうは見る事ができない予算委員会なんかでつかわれる委員会室も見る事ができるらしい。3日は予定あるから４日、行ってみようかな。

たいした首相様だ

太平洋渡ってアメリカ行って中東行ってご帰還か。 南回ってかえれば世界一周か。 で、成果はなんだったの？

きょうはニュースもすくないね

きょうの朝のニュースは少ないね、テレビも、新聞も。でも、こういうときこそ、読ませる記事とか載せてもらいたい気もするけど、いまの新聞社に求めるのは無理で、せいぜい広告特集で紙面を穴埋めする程度か。もう、ジャーナリズムとはいえないな。

マスコミは、憲法改正を是とするのか？

安倍首相は「（新憲法制定推進の集いに）総裁が出席できる時代がとうとうやってきた」とはしゃいでいるが、それはマスコミが、憲法遵守義務のある首相がそういう集会にでることを問題視しないとことが、俺は問題だと思うね。まあ、毎日テレビで報じられる安倍へのインタビューも、腰がひけたようなもので、突っ込みはたりないし、期待するのが無理かもしれない。

いよいよ東京中央郵便局も立て替えか...

東京中央郵便局も立て替えらしい。2011年に新しいビルに生まれ変わることになると朝日新聞が報じている。つい先日は、有楽町の三信ビルが閉鎖された。残った数少ない古く趣きのある東京中央郵便局も、か。寂しいなあ。

大勲位が元気になってきた

中曽根元首相。俺なんか、憲法改正というとこの人のイメージ。その大勲位、最近、すこぶる元気。それは、憲法改正で自民党がイケイケドンドンだからだ。きょうの朝日、ここんところの連載で憲法をやっているが、そのなかで「日本は歴史の底流に巨大な民族的エネルギーを持っている」。いい気なもんだな。そのエネルギーが、改憲にむかうと一方的にかんがえないで欲しいね。

しばらくは

安倍政権の支持率があがり、憲法記念日も近し。しばらくは憲法、集中的にいきます。

陰湿な抗議

長崎新市長のところに、選挙は無効だ、やり直せという電話が殺到しているらしい。抗議するんなら、署名運動でもして、請願でもなんでもすればいいんだ。真っ正面から、行ったら良いんだ。それを抗議電話ですますのは、いかがとは思うね。

推奨サイト

国立国会図書館のこのサイトは、憲法について資料をまとめたいいサイトです。きょうのブログのネタはすべてここからといっていい。むろん、その存在を教えてくれたのは、岩田行雄さんの本ですが。さあ、続きを読むかな。

憲法普及会編　新しい憲法　明るい生活

国家をあげて新憲法をもりあげていたのが、よーくわかりますよ、アベさん。これは、国のサイトであることも忘れずに記しておきますね。

告白

子どもの頃、地元に海洋少年団というのがあった。制服を着て、集団行動をまなぶ。でも、なんかさ、親は入れようとしたんだけど、断固拒否した。制服がなんだか、軍隊をイメージしたし。集団の枠におしこめられるのは、学校だけでたくさんだという思いがあった。帝国海軍鎮守府があり、海上自衛隊の基地がある街でそだったせいか、軍隊、戦争というものに、神経質なまでに拒否感をもち、距離を置いていた。それはいまの憲法をめぐる視点の原点かもしれない。

憲法の論点整理.....1

憲法は政治をしばるもの↓縛られるのは誰でもイヤ（与党自民党）縛りをはずしたい→憲法改正改正にはなにが必要？国民世論喚起の方策1　　危機をあおる　　　?北朝鮮の脅威　　　?中国の軍事費強大化→台湾海峡危機　　たいへんだ、現実的な対応をせねば→タカ派ならぬバカ派の増大　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな危機はない（田岡俊次）2　　金だけではなく汗をかけ　　自衛隊をだせるように憲法改正しないと　　　?国際貢献しないと....国際貢献？アメリカ貢献！3　憲法を政治を縛る法律から国民を縛る法律へ　愛国心だ！君が代だ！日の丸だ！　　なんだ、大日本帝国の復権じゃないか？　　　　戦後ってなんだった？ 「ヤスクニ参拝は信教の自由だ（コイズミ前首相）」→信教の自由は国民の信教の自由を憲法が保障しているのであって、国の機関たる内閣総理大臣の　自由をみとめているわけではない　　　　　↓　これが通ったら、なんでもかんでも最高権力者の首相のおもうがままに政治がおこなわれてしまう。　　　　　↓　　　立憲民主主義の否定◎縛りをはずしたいのは、自民も民主も同じ政治を縛る→その否定→立憲民主主義の否定おもいつくままに。　　　

憲法と君が代、日の丸

結局さ、憲法は国が与えるもの、国民を律するものという立場からすれば、国が国民にああせいこうせいと法律が指示するのは、当然なんだろうな。あるいみで、学校の校則で、髪の毛、スカートの丈が長過ぎる、とかなんとかいうのと同じ。それがまさにいまの日の丸、君が代をめぐる状況は、そういう憲法観あってのものだろうね。でも、憲法が政治を縛る立場からすれば、国民と政権をあるいみで、国旗、国歌はつなぎとめる記号。国民に強制するようなもんじゃない。この憲法観というのは、いろんな政治問題をひもとく上でキーになるような気がするね。

なんなんだろう

なんなんだろう、結局、久間大臣の口もそれまでのところということか。イラク戦争は間違いだった。それは道理ではないか？日本の政治家のコトバ、なんと軽くなってしもうたもんよ。久間防衛相、イラク支援強調・米中央軍副司令官と会談　【タンパ29日共同】米国を訪問中の久間章生防衛相は29日午後（日本時間30日未明）、米フロリダ州タンパの米中央軍司令部でニコルス副司令官と会談し、イラクやアフガニスタン情勢をめぐり意見交換した。　久間氏はイラクで活動中の航空自衛隊について「（派遣の根拠となる）イラク復興支援特別措置法の延長を考えており、引き続き米軍などへのバックアップを続けたい」と強調。テロ対策特別措置法に基づきインド洋で米国艦船などに給油している海上自衛隊の活動も継続する方針を説明した。　副司令官は「できるだけイラクの統治機構を機能させることが大事だ」と指摘した。　久間氏は会談後、記者団に「バグダッドを中心とした治安の回復のため、最後の賭けとして軍の増派まで行う米国政府の意気込みと決意を高く評価している」と述べ、米国の対イラク政策を支持する考えを強調した。 (10:37)

憲法改正草案逐条説明

きのう高田馬場芳林堂書店で買った検証?憲法第九条の誕生　「押し付け」ではなく、自ら平和条項を豊富化した議論の全経過　　　岩田行雄編著ここを参照してみてください。この本にも紹介してある内閣法制局の文書原典にいけます。これを読むと、押し付け論も、論拠を失うな。

旧文部省教科書　あたらしい憲法のはなし　六。戦争の放棄　より

六 戦争の放棄 みなさんの中には、今度の戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。 そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは、「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。 もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戦争の放棄というのです。そうしてよその国となかよくして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、さかえてゆけるのです。 みなさん、あのおそろしい戦争が、二度と起こらないように、また戦争を二度とおこさないようにいたしましょう。

憲法を考える　吉田茂のことば

「近年の戦争は、多く自衛権の名において戦われたのであります。満州事変然り、大東亜戦争また然りであります」

いまこそ、マルチン・ニーメラー牧師の告白

いまこそマルチン・ニーメラー牧師の告白を。　なぜナチスを阻止できなかったのか－マルチン・ニーメラー牧師の告白－　　ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安をましたが、それでもなお行動にでることはなかった。それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だからたって行動にでたが、そのときはすでにおそかった。　　　　　　　　　　　　　　　　（ 丸山真男 『現代政治の思想と行動』 未来社 ）日経新聞のサイトによると安倍内閣の支持率が伸びたそうです。

今日の神宮球場

斎藤祐樹はたいしたもんだ。

斎藤の投打にわたる活躍で早稲田が法政に勝ち点。 早慶戦なみの観客の見守るなか、結果をだすとはたいした男だなあ。

憲法９条改正は反対だ

改正しないと拡大解釈が続くという意見がある。しかし、いまでさえ、ここまで拡大解釈をしてきたのだ。改正しようものなら、どこまでいくかわからなくなる。その意味では、いまの９条は縛りになっているわけで、改正をする必要はない。これが俺の意見。

憲法は政権を縛るものだ

ただ単に憲法９条だけの問題ではなく、改憲派のなかにも、立憲派と非立憲派がいることも事を複雑にしている。立憲派は、憲法が政権を縛るという立場。それが議論を複雑にしているが、改憲派に立憲派が少数派になっているところが不幸だと思うね。

本屋さんめぐり～

休みの日に本屋さんに行くのは楽しいが、出版社、取り次ぎもお休みだから、新しい本はならんでいない。ちょっと、さびしいな。

憲法9条改正前に考えるべきこと

米軍基地をなくする。きのうも書いたけど、これをやってこそ双務性の日米関係になる。それをかんがえずして改正をすれば、結局、米軍の下請けに成り下がってしまう。それができないのなら、憲法９条改正は言うべきじゃない。それに米軍はそれをもっとも怖れているだろう。ならば、それを日本の外交カードのひとつとして、使ってもいいと思うけど、そういう器用さ、日本外交にはなさげだね。

輪島の仮設住宅を見て考えた...

東京で大地震があったとき、仮設住宅を作る場所はあるのだろうか？それとも、すべての家が耐震とでも言うのであろうか？補足して、帰宅難民は東京で、どう扱われるのであろうか？首都圏大震災はとりくむべき問題、課題、多いね。オリンピックどころじゃないと思うね。仮設住宅へ入居始まる＝住民ら「安心して寝られる」－能登半島地震・石川県輪島市4月28日12時31分配信 時事通信　能登半島地震で多くの家屋が被害を受けた石川県輪島市で28日、当面の落ち着き先となる仮設住宅への入居が始まった。県や市の職員が入居説明を行い、被災した住民に鍵を手渡した。　入居説明会には同市宅田町に設置した仮設住宅に入居する14世帯が参加。住民らは説明を受けた後、実際に住宅の様子を確認した。河井町の大窪智江さん（66）は「ようやく安心して寝られる」とほっとした表情。　小伊勢町の垣内康子さん（49）は5人家族だが、自宅が全壊し今は別々に暮らす。「荷物を持てるものから持ってきて、じいちゃん、ばあちゃんと一緒に住めるようにしたい」と話し、間取りなどを点検していた。　

日米安保が片務性になるから、憲法改正というけれど、

テレビの番組で聞いていてなるほどと思った。日米安保が片務性になるから、憲法改正で９条改正というけれど、重大な視点が抜け落ちている。それは、基地の問題だ。日本は米軍に基地の土地を提供し、思いより予算までつけている。片務性をいうならば、自衛隊もアメリカ国内に土地の提供をうけて、資金提供をうけないと本当の双務性とはならないであろう。なんか、いいとこどりで論を組み立てると、論理立てにホコロビがみえるね。

ちょっと思ったこと

拉致が解決したら、安倍さんは何を首相でやっていくんだろう？拉致がなかったら、なんにも残らない人だな。

記者会見でとなりの大統領をジョージとよぶか？

どんなに親密かしらないが、ふたりだけで話すときはジョージでも、なんでもいいが、記者会見の席では大統領じゃないか？ちょっとおかしいよ。

穀物の自給率の低さ、なんとかしろ

農地をバンバンつぶして２４時間ショッピングセンターを作ったり、宅地をつくったりして、穀物の自給率、なんと２８％。穀物の自給率が低いということは、家畜とかを育てるのに必要な穀物もほとんど輸入に頼っているといっていい。憲法改正だ、なんだ、って騒ぎ、軍事安保を考える前に、食料安保について、真剣に考えないと、いざというとき国民が干やがってしまうぜ。このあたり、安倍イケイケ改憲首相と、松岡還元水農水相はどうかんがえているんだろう。

このGWのお楽しみ

1.スパイダーマン３2.早稲田対法政戦（東京六大学野球）3.東日本大学セブンズ（秩父宮）ま、海外にこんなバカ高いときに行くのもなあ。結果、都内近郊にイベントが集中してしまいました。

本当に格差問題をかんじている人は未組織で、こんな連合の組合なんかはいってないんじゃないか？

本当に格差を問題と感じてる人は、そういう問題意識を持つ以前に、その日の生活に窮している。朝刊ではネットカフェで暮らす人について書かれていた。代々木で格差是正なんていってる労働組合は、気楽なもんだなあと思うし、「生む機械」大臣をいくら所管だからって呼んで、「政府も民間と一体となり、最低賃金の引き上げに鋭意取り組んでまいりたい」ていわせて、ああ、それはよかったですね、ってなるとでもいうのか？もう、あすにも自民党と民主党は合併すんじゃないかってところだな。野党支持で、与党の格差是正政策に支持ができないんなら、こんな大臣をよぶ必要はないし、こんなくだらないメーデーの大会をかねかけてやるくらいなら、その金を、きょうの金が必要な人に貸し付けるとかすればいいじゃんか。連合系４月の「メーデー」に約４万人、格差是正訴える　連合系の労働組合は２８日、労働者の祭典「第７８回メーデー」を全国１３５か所で開催した。　東京・代々木公園で開かれた中央大会には、約４万２２００人（主催者発表）が参加。連合の高木剛会長は式典で、「所得の格差により、ワーキングプアといった極めて所得の低い労働者を多数生み出している。格差社会の是正には、最低賃金の大幅な引き上げを図ることが、その第一歩だ」とあいさつ。　来賓の柳沢厚生労働相は、「政府も民間と一体となり、最低賃金の引き上げに鋭意取り組んでまいりたい」と語った。　全労連系の中央メーデーは５月１日に、同公園で開かれる。（2007年4月28日13時59分 読売新聞）