なんのための6者協議参加だったんだろう。わからないな。
安倍さんは、あくまで強硬姿勢をとり続けるようだ。重油95万トンも拉致進展が条件=経済制裁「解除の考えない」-安倍首相2月14日19時1分配信 時事通信 安倍晋三首相は14日午後の衆院予算委員会で、6カ国協議で合意した北朝鮮への重油支援について、初期段階措置の見返りの5万トンだけでなく、次の段階の95万トンも「拉致問題に進展が見られなければ出すわけにはいかない」と述べた。また、「進展したかどうかは北朝鮮ではなく、われわれが判断する」と強調した。 首相はさらに、北朝鮮の貨客船「万景峰号」の入港禁止など日本が独自に実施している経済制裁に関し「現段階で解除する考えはない」と言明。拉致問題に対する北朝鮮の出方を見極めた上で、今後の対応を検討する考えを示した。民主党の原口一博氏の質問に答えた。 しかし、他の4カ国との関係はどうなるというのだ。日本はなにもしません、なら、最初から6者協議になんか入らなければよかったんだ。これで、95万トンの重油支援もノーなら、それを他国がかぶる。これが許されることなのか?おそらく、アメリカが拉致問題で日本の立場を支持してくれるという思惑があったのだろう。それが、様々な要因がもとで、はずれまくり、たとえ4カ国が日本の立場を納得したとしても、日本が一人強硬路線をとったところで、なんの意味があるのか。昨日の国会論戦で、拉致を前面に押し出すあまり、国益を損ねることになるのではないかと質問した野党の議員がいた。日本が強硬路線を卸さないがために、6者協議の合意が崩れ、北朝鮮の核が暴発なんてこと(とばないまでも事故になるとか)に周辺国が巻き込まれてもいい。そういう覚悟が安倍政権にはあるというのか。だから防衛省にしたし、憲法改正もする?トホホの結論だな。